医療関係の情報の保存

病院や薬の情報を保存するには

日常的に病院の診察券を何枚も持ち歩いている人は、そういないと思います。しかし、いざ病院にかかろうとすると、見つからなくて困ってしまうことはないでしょうか。また、子どもの病院の診察券や保険証などは母親が持っていて、緊急時に父親が病院に連れて行くときには手元にない! ということもあります。

このような場合にも、診察券を写真に撮ってEvernoteに保存していれば、電話番号や診療時間、カルテ番号などを確認でき、スムーズに診察を受けられるようになります。

診察券や保険証の写真を保存する

家族のかかりつけの病院の診察券や、保険証をスマートフォンで撮影してEvernoteに保存しておくと、いざというときに有効に活用できます。検索しやすいように病院名や診療科目をテキストで入力したり、タグとして付けたりしておきましょう。

ただし、実際の診察券がないと、受付のときに支障が出ることもあります。また、保険証も、写真で保険者番号などの情報の確認はできても、原本がないと保険診療を受けることはできません。原本も大切にしましょう。

操作解説:Evernoteで育児記録を確認する

服用している薬の情報もまとめておく

小児科と耳鼻科など複数の病院を同時期に受診することがありますが、このとき、気になるのが薬の飲み合わせです。薬局で薬と一緒にもらう説明書を撮影しておいて、現在どのような薬が処方されているか、確認できるようにしましょう。

「おくすり手帳」の役割を、Evernoteにしてもらうわけです。関連して、アレルギーのある薬や、小さな子どもならば身長や体重などの情報もメモしておくと、病院や薬局で役立ちます。

操作解説:Evernoteで育児記録を確認する

HINT大事な書類のコピーを持っておこう

Evernoteはあらゆる情報を保存できますが、実際の生活の中では、原本がないと効果を持たないものもあります。契約書などの押印が必要な書類や、次のワザで取り上げる家電製品の保証書なども同様です。このようなものは、原本を大事に保管しておく必要があるのはもちろんですが、コピーとして、Evernoteに写真やスキャンしたPDFを保存しておいても、何かと役に立ちます。カルテ番号を聞かれたり、書類に保険証の保険者番号を書く必要があったりしたとき、原本を取り出すよりは、Evernoteで検索した方が早い場合が多いためです。また、万が一原本を紛失してしまったときにも、再発行などの手続きが容易になります。