保管している物の記録

物を入れた箱の中身をわかりやすくするには

大掃除のときなどに、しばらく使わない物を段ボール箱にしまい込むと、そのまま二度と開けない「開かずの箱」になってしまいがちではないでしょうか。いくつも中身のわからない箱があると目的の物を探すのもめんどうで、結局新しく買ってしまった......となっては本末転倒です。

そこで、箱にしまう前に中身を写真に撮って、Evernoteに目録を作っておきましょう。最近は段ボール箱をそのまま送れる貸倉庫もありますが、目録を作っておけば、引き出すことも簡単になります。

箱の中身を写真に撮って保存する

段ボール箱にしまうものを、詰め込む前に床などに広げて撮影し、Evernoteに保存しましょう。これで、あとで探しものをするときにも、ひとつひとつ箱を開けて中身をひっくり返す必要がなくなります。箱の外観の写真も一緒のノートにしておけば、さらに探しやすくなります。

操作解説:箱の中身を写真に撮って保存する

探したい物の名前で検索する

ノートには、箱をしまった場所と、中身のリストを書いておきましょう。中身のリストは、あとで自分が探すときに、どのように検索するかを考えて書きます。例えば、特に思い入れのない本ならば「マンガ本20冊」のように適当に書いておいてもいいですが、特定の書名で探すだろうと思うならば、書名をすべて書いておいた方がいいでしょう。細かく入力するのはめんどうですが、あとで探すことを考えれば、最初にきちんと書いておいた方が、結局は手がかからずに済むはずです。

操作解説:探したい物の名前で検索する

HINT三次元のモノも「保存」できる

Evernoteは紙の書類やデジタルデータを扱うものというイメージが強いかもしれませんが、立体物の記録にも役立ちます。小さな子どもがいる家では、幼稚園で作った粘土細工や、小学校の工作で作った作品が並ぶことになりますが、数が増えてくると置き場所に困ります。しまい込むならば、このワザで解説したように撮影して保管場所を記録しておくと、探しやすくなります。処分するにしても、Evernoteに思い出として残すことができます。作った日付や本人のコメントなども、一緒に残しておきましょう。