ToDoリストの作成と活用

持ち物や、やることのリストを作るには

旅行や出張の出発前に、まずは「持ち物リスト」を作りましょう。パスポートなど絶対に必要な物から、着替えや小物までをリストアップして、行頭にToDo用のチェックボックスを付けたノートを作っておきます。旅行中にやることを事前にしっかりと決めたい人は、同様に「やることリスト」も作っておくといいでしょう。

Evernoteをスマホで持ち歩く『買い物メモ』として使おう」でも似た使い方を紹介しましたが、旅行用のリストは、使い方が少し違います。

優先度を付けた持ち物リストを作る

持ち物リストが多い場合は、実際にバッグに詰めていくときに、あきらめたり、何を優先するか調整したりする必要も出てきます。持ち物リストは「絶対に必要」「可能な限り持って行く」「余裕があれば持って行きたい」の3レベルに分けてグループ化し、空行を開けて区別しておくといいでしょう。持ち物が少ない場合はグループ分けまでは必要ありませんが、重要な物をリストの上にしておくと、致命的な忘れ物を防ぎやすくなります。やることリストも同様に優先度を付けておけば、限られた時間の中でやりたい順に行動できます。

操作解説:優先度を付けた持ち物リストを作る

前回の持ち物リストをひな形として使う

出張が多い人は、最初に作った持ち物リストをひな形に、次の出張のときには、持ち物リストのノートをコピー(ワザ14参照)して使いましょう。旅行の場合も、行き先や日程が変わっても必要な持ち物はだいたい同じです。コピーしたひな形をもとに、前回の反省を生かして調整した持ち物リストを作れば、より快適な出張や旅行ができるでしょう。

操作解説:前回の持ち物リストをひな形として使う

HINT最初のひな形は借り物でOK

持ち物ややることをリストアップするのは、旅行や出張に慣れていないと、けっこう難しいものです。せっかくの楽しい旅行の準備で、わざわざ苦労する必要はありません。旅行情報サイトやガイドブックに持ち物リストの例が載っていることがあるので、参考にしましょう。慣れているつもりの人も、ガイドブックやほかの人の旅行レポートを見ていると、忘れていた持ち物に気付いたりして、参考にできるでしょう。