映画のクチコミサイトを参考に探します

 「泣ける」映画や「おもしろい」マンガのような感情を表す言葉は、検索エンジンが苦手とするキーワード。泣けるツボは人によって異なるので、単純に「泣ける映画」というキーワードでは、自分が本当に泣ける映画を探すのは難しいのです。

 ビジネス検索術のレッスン10で紹介したように、「泣ける映画 ランキング」というキーワードで検索する方法もありますが、通好みの情報を探したければ、映画のクチコミサイト「映画生活」を利用しましょう。

 ポイントは、以前に泣けた映画を検索し、レビューで高い評価をしているユーザーのページをチェックすること。過去に自分たちが気に入った映画を高く評価している人は、自分たちと趣味が似ている可能性が高いと言えます。これは逆に考えると、その人が高く評価しているほかの映画は、自分たちも気に入る可能性が高いということになります。

 ユーザー名をクリックすれば、そのユーザーがほかの映画について書いたレビューを読むことができます。趣味が似ているユーザーを手がかりに、新たな「泣ける映画」を探しましょう。

▼映画生活
http://www.eigaseikatu.com/

検索のポイント
映画生活自分が泣けた映画を高評価しているユーザーを確認
→趣味が似ているユーザーのおすすめ映画から新たな泣ける映画を探せる

1「映画生活」にアクセス,2 以前に泣けた映画名を入力,3[検索]をクリック

4 検索結果が表示されたら該当する映画名をクリック,5[クチコミレビュー]で映画を高評価しているユーザー名をクリック,ユーザーのページが表示され、その人のおすすめ映画を確認できる,映画のトップページが表示された

[ヒント]クチコミサイトで「芋づる式」に情報を探そう

クチコミサイトでは、「自分と趣味の合う人を探す」→「その人が気に入っている自分の知らないものを発見する」といった流れで、人を介して芋づる式に新しい情報を見つけられます。映画では「Yahoo!映画」や「goo映画」も人気があります。さらに、化粧品の「@cosme(アットコスメ)」、マンガの「リコミック」など、ほかのジャンルのクチコミサイトも利用してみましょう。

▼ Yahoo!映画
http://movies.yahoo.co.jp/
▼ goo映画
http://movie.goo.ne.jp/
▼@cosme
http://www.cosme.net/
▼リコミック
http://recomic.jp/