Web制作のプロ必携の便利機能が満載
「Firebug」は、HTML、CSS、JavaScriptのデバッグなどのWeb制作を支援する機能を豊富に持っており、Webデザイナー、JavaScriptやAjaxの開発者などに愛用されています。
Firebugをインストールすると、デバッグの有効・無効を切り替えるアイコンがFirefoxに追加され、ワンクリックでFirebugのメニューを立ち上げられるようになります。特定のページを表示しながらFirebugを立ち上げると、そのページのHTMLを解析し、構造をわかりやすい形で確認できるようになります。同時に、ページ内の特定の要素(HTMLソース)に適用されているスタイル(CSSファイル)を確認することも可能です。
さらに、HTMLやCSSをその場で編集し、その結果を即時反映させることもできます。元のファイルを変更するわけではないので、編集結果のテスト機能として活用しましょう。
JavaScriptのデバッグ関連でも、生成されるHTMLソースをリアルタイムに確認できるほか、ソース内の任意の場所に監視用のブレークポイント(実行を中断する行)を設定したり、任意のコマンドを任意のタイミングで実行したりなど、プロユースでも満足できる豊富な機能を備えています。
1.Firebugのメニューを表示する
2.ページ内の要素をチェックする
3.HTMLを編集する
4.CSSを編集する
[ヒント]JavaScriptのデバッグをするには
FirebugでJavaScriptのデバッグを行うには、Firebugのメニューで[スクリプト]をクリックします。最初は[スクリプトパネルは停止しています]と表示されますが、[(ドメイン名)で選択された機能を有効にします]をクリックするとデバッグが可能になります。デバッグしたいファイルを選択すると、リストの確認や1ステップずつ動作させながらの挙動の確認などが行えます。
[ヒント]各ファイルの読み込み時間を計測できる
Webページの表示が遅くて訪問者のストレスになっていないか、読み込み時間を計測してみましょう。[接続]をクリックし、[スクリプト]と同様に機能を有効にすると計測されます。HTMLや画像など、各ファイルとトータルの時間をミリ秒単位でチェック可能です。