基本3

コンテンツポリシーに適合していることを確認しよう

禁止コンテンツがあれば審査には通らない

 Google AdSenseを利用するには、Googleが定めるコンテンツポリシーを守ってサイトを運営していく必要があります。このポリシーでは「禁止コンテンツ」について定めており、以下のコンテンツが代表例として挙げられます。

  • アダルトコンテンツ
  • 個人、集団、組織を誹謗中傷するコンテンツ
  • 他者の著作権で保護されているコンテンツ
  • 薬物、アルコール、タバコに関連したコンテンツ

 これらに該当する情報を掲載しているサイトはポリシー違反となり、審査を通過できません。特に、アダルトコンテンツは厳しくチェックされる傾向があります。AdSenseのヘルプを参考に、サイト内のコンテンツが禁止コンテンツに該当していないことを確認しましょう。

「家族や同僚に見せてもOKか?」で判断しよう

 しかし、いずれの禁止コンテンツも、具体的にどのような表現がポリシー違反になるのか、判断が難しい場合もあります。たとえば、水着姿の女性の写真があるだけで、アダルトコンテンツと見なされてしまうのでしょうか? 特定企業の商品を厳しく評価した記事は、誹謗中傷と判断されるのでしょうか?

 実際には、女性の写真に付随する文章などに性的な意図がなければ、違反にはなりません。消費者意識を表現する範囲のレビュー記事も、問題になることはないでしょう。判断に悩んだときは、自分の中で「これは大丈夫かな?」と少しでも疑ったのならNG、と考えるのが賢明です。悩みが発生した時点で、違反している可能性が高いと言えます。

 また、家族や子ども、知人、同僚などに見せても問題ないか、という考え方も、わかりやすい判断基準になります。たとえば、海水浴に行ったときの子どもの裸の写真は、家族から見ればいい思い出ですが、知人の女性が見たら困惑するかもしれません。異なる立場で見た場合の印象もイメージしてみるといいでしょう。

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こぼれ話ポリシーの定期的なチェックを忘れずに

利用申請時には禁止コンテンツではなかった内容が、Googleの方針や社会情勢の変化によって、禁止コンテンツに追加される可能性があります。気付かずに放置してしまうと、ポリシー違反と見なされて利用を停止され、それまでの苦労が水の泡になってしまいかねません。いったん審査に通過したとしても安心せず、ポリシーの更新を定期的にチェックしましょう。