このワザで解決!
Windows Vistaの場合もWindows XPと同様に、常時起動している処理をオフにすることで負荷を減らし、動作を軽くできます。壁紙やスクリーンセーバー、視覚効果などはWindows XPと同じ要領ですが、設定のための操作方法が異なるので注意しましょう。
このほか、Windows Vistaならではの要素として、ガジェットを表示させて利用する「サイドバー」、ウィンドウの透明化処理などを行う「Windows Aero」があります。Windows Aeroについては、レッスン10で詳しく紹介しています。
デスクトップの背景を無効にする
視覚効果を無効にする
Windowsサイドバーを無効にする
[ヒント]Windowsサイドバーを再表示するには
Windowsサイドバーを再び表示するには、[スタート]メニューの[すべてのプログラム]-[アクセサリ]-[Windowsサイドバー]をクリックします。[Windowsサイドバーのプロパティ]で[Windows起動時にサイドバーを開始します]を再度チェックすれば、次回起動時から自動的に表示されるようになります。
[ヒント]Windows VistaをWindows XPに「ダウングレード」できる
一定の条件を満たしたWindows Vistaは、Windows XPへのダウングレード権を利用できます。Windows XPはWindows Vistaよりも低いマシンパワーで動作するため、同じPCを利用するならWindows XPのほうが軽快に動作します。「Windows VistaでできてWindows XPではできない」ことは実はあまり多くないため、ダウングレードすることで快適な環境を手に入れられるでしょう。2008年9月現在で発売されている機種では、「HP 2133 Mini-Note PC」のハイパフォーマンスモデルにWindows XPへのダウングレード権があります。ただ、Windows XP対応のデバイスドライバーがないと正しく動作しないため、メーカーのページなどでの確認が必要です。