このワザで解決!

 Windows Vistaには、USBメモリなどの外部メモリを「キャッシュ」(ソフトなどの実行を高速化するために、ハードディスクよりも高速なメモリ媒体にデータを一時保存しておくこと)として利用し、動作を高速化する「Windows ReadyBoost」という機能があります。Windows ReadyBoostに対応したUSBメモリをUSBポートに挿入し、簡単な設定を行うだけですぐに利用できます。

 劇的な効果があるわけではありませんが、安価かつ手軽に利用できるのが魅力です。利用中にUSBメモリを抜いてしまってもクラッシュなどの心配はなく、安心して使えます。

 ただ、Windows ReadyBoostが有効なのは、PC本体の搭載メモリが少ない(目安として1GB以下)機種とされています。2GBのメモリを搭載した機種では本体のメモリだけで十分に処理ができるため、効果はほとんど感じられないでしょう。

バッファロー「RUF2-S」シリーズ

Windows ReadyBoostに対応したUSBメモリ。ブラック、シルバー、ホワイトの3色。実勢価格2,500円前後(1GB)
http://buffalo.jp/products/catalog/item/r/ruf2-s/

Windows ReadyBoostを設定する

1 Windows ReadyBoostに対応したUSBメモリを接続,2 [システムの高速化]をクリック,[自動再生]が表示された,[自動再生]が表示されない場合は、[コンピュータ]にあるUSBメモリを右クリックして[自動再生を開く]をクリックする

3 [ReadyBoost]をクリック,4 [このデバイスを使用する]をクリック,5 ここをドラッグしてシステムの高速化に使用する容量を変更,6 [OK]をクリック,USBメモリのプロパティが表示された

[ヒント]メモリカードでも高速化できる

PCにUSBメモリを挿入していると出っ張りが気になり、そのまま持ち歩くには少し無理があります。そこで、Windows ReadyBoostに対応したSDカードなども検討してみましょう。PC本体にSDカードなどの専用スロットがあれば、カードを挿入しても出っ張りができません。ただ、メモリカードが十分に高速で、PC本体のカードスロットも高速転送をサポートしている必要があります。筆者(小林)が「HP2133 Mini-Note PC」のハイパフォーマンスモデルとClass 6のSDHCカードで試したところ、問題なくWindows ReadyBoostが利用できました。