このワザで解決!

 小型モバイルPCの液晶ディスプレイの多くは7インチ程度で、画面解像度にも制限があります。モバイルでの使用なら仕方ありませんが、自宅や会社では広い画面で操作したいこともあるでしょう。

 たいていの小型モバイルPCには外部ディスプレイポートが用意されており、コネクターはD-Sub15ピン(アナログVGA規格)が主流です。近年増えているDVI規格のディスプレイと接続するには、変換アダプターが別途必要になるので注意が必要です。

 外部ディスプレイを使うメリットとしては、本体とは別画面を表示する、いわゆる「デュアルディスプレイ」があります。本体のディスプレイにWebの記事を表示しながら、外部ディスプレイでOffice文書を編集するなど、作業の効率化を実現できます。

デュアルディスプレイを設定する

1 [設定]をクリック,2 外部ディスプレイをクリック,3 ここをドラッグして外部ディスプレイの解像度を選択,4 [Windows デスクトップをこのモニタ上で移動できるようにする]にチェック,5 [OK]をクリック,レッスン8を参照して[画面のプロパティ]を表示しておく,外部ディスプレイを接続しておく

[ヒント]USB接続の外部ディスプレイアダプターで「トリプルディスプレイ」にもできる

外部ディスプレイポートのない機種でデュアルディスプレイ環境にしたい場合や、さらに「トリプルディスプレイ」を試してみたい場合に便利なものとして、USB接続のアダプターがあります。ただ、一般にこのようなアダプターは一定レベルのPC性能を要求するので、購入前にメーカーのサイトなどで動作環境をクリアしているか確認しましょう。

▼サインはVGA(KAIREN)
http://www.kairen.co.jp/japanese/usbvga/