ワザ35

パソコンとスマートフォンでの収益の差を確認しよう

スマートフォンからの収益は無視できない

 スマートフォンの急激な普及により、通勤時間などで気軽に情報を得ようとする人が増えています。すでにGoogleアナリティクスなどのアクセス解析サービスを活用しているなら、訪問者のデバイス別の比率や推移を確認しているサイト運営者も多いでしょう。現在では、訪問者の半分以上がスマートフォンから閲覧しているサイトも珍しくありません

 訪問者のデバイスが変わりつつあるということは、広告収益の比率にも変化があって当然です。下の手順「デバイスごとの収益額の比率を確認するには」のようにパフォーマンスレポートの[プラットフォーム]画面から、パソコンとスマートフォンの収益にどの程度の差があるかを確認しましょう。Googleアナリティクスではスマートフォンからの訪問比率が高いにもかかわらず、AdSenseのレポートでは成果が低いのであれば、スマートフォン向けサイトの広告に何らかの問題があると考えられます。

広告ユニットの収益額をデバイス別に見る

 この問題の原因を調べてみましょう。下の手順「広告ユニットのデバイス別の指標を確認するには」のように[広告ユニット]画面を表示し、「ディメンション」という絞り込みの機能を活用します。ディメンションで[プラットフォーム]を選択すれば、各広告ユニットのデバイス別の指標が表示されるので、パソコンからの収益に大きく偏っている広告ユニットがあれば、スマートフォンでの表示をあらためて確認します。

 サイト自体がスマートフォンに最適化されていない場合は、サイトの改善からはじめる必要があります。しかし、広告の不適切な配置によって訪問者に嫌われているのであれば、サイズや配置の変更によって解決できるはずです。

TipsアナリティクスはAdSenseでも必須

AdSenseをGoogleアナリティクスと連携させると、広告に関連する指標をGoogleアナリティクスで分析できるようになります。


デバイスごとの収益額の比率を確認するには

デバイスごとの収益額の比率を確認するには

広告ユニットのデバイス別の指標を確認するには

1広告ユニットにディメンションを追加する

広告ユニットにディメンションを追加する

2デバイス別の指標が表示された

デバイス別の指標が表示された

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