小型モバイルPCの内蔵ディスクは、価格を抑えるためにあまり大きな容量ではない場合が多くなっています。また、SSD搭載の「EeePC」シリーズは、標準で十数GBの容量しか持っていません。写真データや音楽データなど、ファイルサイズの大きなデータを日々蓄積していけば、小型モバイルPCの内蔵ディスクはそう遠くないうちに容量不足になってしまうでしょう。

　ディスク容量が不足してきた場合の対処法としては、外付けハードディスクやメモリカード、USBメモリなどを使う手段があります。このうちもっとも容量が大きく、かつ同じ容量あたりの価格が安いのは外付けハードディスクです。

　モバイルで使うには、外付けハードディスクは装置が大きくなりがちで重量があり、さらに衝撃に弱いなどの弱点があります。しかし、モバイル用途を想定し、そのような弱点をカバーするよう設計された製品もあります。それでも床に落下させるなどの事故で故障する危険は残るので、取り扱いにはPC本体並みの注意が必要です。