学習効果の指標としてアイテムごとの「記憶定着率」を確認できるのは、iKnow! が持つ独特のシステムです。ユーザーの脳を調査して記憶の定着を測っているわけではないので完全に実態と一致するわけではありませんが、学習内容から独自のアルゴリズムに基づいて計算し、記憶にどれだけ焼き付けられたかを算出しています。記憶定着率100%に達したアイテムは「学習完了」として扱われますが、それ以外のアイテムついては「学習中」として、長い時間が経つと少しずつ記憶定着率が低下していくようになっています。学習の途中で間が空いてしまった場合などは、記憶定着率が低いものを抽出することで、苦手だったアイテムだけを効率よく復習できて便利です。記憶定着率の計算アルゴリズムは今後も改良され、より上手に学習をサポートしてくれるようになっていく予定です。

「iKnow!」の事前チェック画面や［マイアイテム］では、アイテムの［スキップ］ができます。スキップとは、すでに知っているので学習したくないアイテムを学習対象からはずし、時間を省略して学習効率を上げる機能です。アイテムをスキップした分、そのアイテムを含むコースの進度が上昇します（例えば、100アイテムのコースで10アイテムをスキップした場合、進度が10%上昇します）。スキップしたアイテムについて記憶定着率は計算されず、単に「スキップした」と記録されます。［マイアイテム］でスキップしたアイテムを見たい場合は［記憶定着率］の［スキップ］にチェックを付けて検索します。スキップを解除すると、ふたたび学習できるようになります。知らないアイテムだけを短時間で集中的に学習したいという場合には、スキップを利用すると便利です。ですが、それほど急ぐ理由がないのなら、すでに知っている単語も合わせて学習することで、さらに理解を深めることができるでしょう。