このワザで解決!

 PCの動作が重くなる主な原因としては、内蔵ディスクの空き容量の不足や、データの断片化によるアクセス速度の低下などがあります。Cドライブの空き容量が数GBを切るようであれば、不要なソフトをアンインストールしたり、「ディスククリーンアップ」を実行したりして、空き容量を確保しましょう。Cドライブがもともと4GBしかない「Eee PC 901-X」の場合は、空き容量が少なくても大丈夫なように特殊な設定がされていますが、数百MB程度の空き容量は確保しておきたいものです。

 また、数週間に1回程度の割合で定期的に「ディスクデフラグ」を行い、断片化による速度低下を防ぎましょう。Windows Vistaでは、標準で定期的にデフラグを実行するように設定されています。

Cドライブの空き容量を調べる

Cドライブをクリック,Cドライブを右クリックして[プロパティ] をクリックすると、さらに詳しい情報が表示される,[マイコンピュータ]を表示しておく,[詳細]に空き容量が表示された

Cドライブのディスククリーンアップをする

1[ スタート]メニューの[プログラム][- アクセサリ][- システムツール]-[ディスククリーンアップ]をクリック,2 [ドライブの選択]が表示されたら、Cドライブを選択して[OK]をクリック,3 [削除するファイル]で削除してもよいファイルをチェック,4 [OK]をクリック,[ディスククリーンアップ]が表示された

Cドライブのデフラグをする

1[ スタート]メニューの[プログラム][- アクセサリ][-システムツール]-[ディスクデフラグ]をクリック,2 Cドライブをクリック,3 [最適化]をクリック,[ディスクデフラグツール]が表示された

[ヒント]PCの熱対策にも注意しよう

CPUやハードディスクなど、PCのパーツには使用中に発熱するものが多数あります。異常発熱を防ぐため、本体の側面や底面にある排熱口をふさがないように気をつけましょう。布団やクッションなどの上では排熱口をふさぎやすく、熱がこもりやすくなります。また、長時間ひざの上に置きっぱなしにしていると、低温やけどの危険も考えられます。