メールを受信するためのプロトコルです。メールボックスを同期でき、メールの既読情報などを複数のデバイスで共有できます。例えばiPhoneでメールを表示すると、Web上でも既読マークが付けられ、同じメールを2度読む必要がなくなります。

IMAPと同様、メール受信のためのプロトコルです。IMAPのような同期には未対応で、メールの未読、既読情報はメールソフトごとに保存されます。

普段利用しているパソコンメールをiPhoneで利用することもできます。「アカウントを設定する」の手順4で［その他］を選び、アカウント情報を入力します。ユーザーIDとパスワードの他に、プロバイダーから渡された受信／送信サーバー情報が必要です。

アップルのMobileMeを利用すると付与されるMobileMeメールもここで登録します。「アカウントを設定する」の手順4で［mobileme］を選択し、メールアドレスとパスワードを入力します。

i.softbank.jpのメールはインターネットメールなので、パソコンのメールソフトでも送受信できます。IMAP対応のメールソフト（Mailなど）にi.softbank.jpのアカウントを登録すれば、普通にやりとりできるようになります。登録するには送信サーバーに［smtp.softbank.jp］、受信サーバーに［imap.softbank.jp］を指定します。i.softbank.jpのメールはIMAPメールなので、パソコンのメールソフトと同期できます。メールソフト上で作成したフォルダを同期すれば、iPhoneからも同じフォルダが利用できるようになります。

メールを受信したくないときは、アカウント情報を削除する以外にも、そのアカウントの使用を一時的に停止できます。［設定］‐［メール／連絡先／カレンダー］を開いて、停止したいアカウントをタップ。アカウント情報が表示されるので、アカウントが［オフ］になるようにスライドします。メールの［アカウント］画面からアカウント名が消えて、メールを送受信できなくなります。なお、i.softbank.jpメールの場合は、アカウントを停止してもメールが届くとiPhoneの画面にメッセージが表示されます（ただし、メールの内容は表示できません）。停止したアカウントで再びメールを送受信するには、アカウントの設定を［オン］に戻します。

iPhoneで過去のメールを表示するのはなかなか大変です。そこで積極的に活用したいのがフォルダです。メールを表示した状態で、フォルダのアイコンをタップすると、メールボックスにあるフォルダへメールを移動できます。IMAPに対応しているメール（GmailやMobileMeなど）なら、Webページで作成したフォルダと自動で同期されます。また、複数のメールをまとめて移動することもできます。［受信トレイ］で［編集］をタップすると、メールの先頭に［○］が付きます。移動したいメールをチェックして、［移動］をタップしましょう（［削除］をタップすると一括消去できます）。