iPhoneのカメラは200万画素のCMOSセンサーを搭載しています。内蔵GPSを利用して写真に位置情報を付加できるのが特徴です。ただしオートフォーカスや手ぶれ補正、接写機能や動画の撮影機能がないなど全体的に控えめな内容です。

iPhoneでは画面のスクリーンショットを簡単に撮ることができます。［スリープ／スリープ解除］ボタンを押しながら［ホーム］ボタンを押します。画面が一度点滅し、カメラロールにスクリーンショットが保存されます。

iPhoneのカメラで撮った写真は、1200×1600ドットのサイズでカメラロールに保存されますが、メール添付すると、600×800にリサイズされます。携帯電話に送るには少し大きいので注意してください。なお横向きで撮影したときの写真のサイズは1600×1200ドットです。

MobileMeアカウントを持っている場合は、手順4の画面に［MobileMeに送信］という項目が追加され、インターネット上のギャラリーに直接送信できます。

iPhoneで写真を撮ると位置情報（ジオタグ）が記録されます。本来は、Google Earthなどの対応ソフトに貼り付けて楽しめるはずですが問題もあります。ソフトウェアバージョン 2.1時点では日本で東経と西経が逆に記録されてしまい、地図上できちんと表示できません。アップルがこの問題を修正するまでしばらく待つ必要がありそうです。また写真をメールに添付して送るとExifデータが消去されてしまい、位置情報が利用できなくなるので注意が必要です。