カレンダーごとにほかのユーザーと予定を共有
「Googleカレンダー」は、カレンダー上の日時をクリックし、予定を入力するだけで使えるシンプルな予定表サービスです。
最大の特長は、複数のカレンダー管理と共有機能です。私たちが管理したい予定には、仕事の予定やプライベートの予定など、さまざまな種類があります。Googleカレンダーでは、これらを別々のカレンダーとして管理できます。
また、カレンダー別にほかのユーザーと共有することも可能です。仕事のカレンダーは同僚と、遊びの予定は友達と、サークルの予定はサークルの幹事と共有して幹事に入力してもらう、といった使い方ができるようになっています。
▼Googleカレンダー
http://www.google.com/calendar/
0.予定を追加する
Googleカレンダーでは、カレンダー上をクリック、またはドラッグして時間を指定するだけで予定を追加できます。定例の予定を入力したい場合や、開始・終了時刻を細かく指定したい場合は、[予定の詳細を編集]をクリックして入力します。
0.カレンダーを追加する
仕事と遊びなど、異なる種類の予定は別々のカレンダーに入力したほうが、ほかのユーザーと共有するときに便利です。カレンダーを追加すると、予定の入力時に追加するカレンダーを選択できるようになります。
0.カレンダーを共有する
Googleドキュメントと同じく、ユーザーのメールアドレス(Gmailのアドレス)を入力するとカレンダーが共有されます。共有の権限には4種類あり、[予定の変更権限][予定の時間枠のみを表示]などをユーザーに合わせて設定できます。
予定を一元管理してさまざまなデバイスで同期
予定表は「一元管理」が特に求められる情報です。パソコンと携帯電話で同じ予定を別々に入力する、というような使い方は非効率で、ミスも起きやすくなります。とはいえ、一元管理するためにいちいちケーブルで接続して同期するといった方法は煩わしく、手持ちのデバイスが増えればさらに面倒になるなど、なかなかうまくできないのが今までの常識でした。
それがGoogleカレンダーでは、Webにアクセス可能であればどのようなデバイスからでも同じ予定表が参照でき、情報の一元管理を実現できます。「Outlook」やMacに付属する「iCal」などのソフトウェアと同期できるツールも、Googleやサードパーティから提供されています。
[ヒント]祝日カレンダーを追加しておこう
Googleカレンダーは世界中で使われるサービスなので、祝日カレンダーは必要な国のものをユーザー自身が追加できるようになっています。[他のカレンダー]の[追加]-[公開カレンダーを追加]をクリックし、[一覧から探す]-[日本の祝日]の[カレンダーを追加]をクリックすると、日本の祝日が追加されます。
[ヒント]さまざまなソフトウェアとの同期ツール
Googleカレンダーも便利だけど既存のスケジュール管理ソフトは手放せない、という人のために、さまざまな同期ソフトが公開されています。「Google Calendar Sync」ではWindowsのOutlookと同期でき(同期できるカレンダーは1つのみ)、MacユーザーにはiCalと同期できる「Calaboration」が提供されています。そのほか、iPhoneには「さいすけ」、Windows Mobileには「POsync」があります。
▼Google Calendar Sync
http://www.google.com/support/calendar/bin/answer.py?answer=98563
▼Calaboration
http://code.google.com/p/calaboration/