2方式による測位＋「x-Radar」で周辺情報を探せる
VAIO type Pは、「GPS」と「PlaceEngine」という2つの方法によって現在自分がいる位置を調べ（位置を測定することを「測位」と言います）、付属ソフト「x-Radar」によって自分がいる位置周辺のさまざまなスポットを検索できます。
x-Radarは、カフェ、ラーメン店、酒場、無線LANスポットのほか、キーワードを設定した検索に対応。「ホテル」、「銀行」などの検索もできます。
そして見つかったスポットについては、ソニースタイルの地図サービス「PetaMap（ペタマップ）」のスポット情報・口コミ情報を閲覧でき、詳しく地図を調べたい場合には付属ソフトの「プロアトラスSV4 for VAIO」を起動し、すぐに調べることができます。
●VAIO type Pで利用できるナビゲーションソフト＆サービス
x-Radarで近くのレストランを探すには
x-Raderでは、現在自分がいる位置を中心とした周辺情報を検索できます。ここでは「イタリアン」というキーワードで、近くにあるレストランを検索してみましょう。プロアトラスSV4と連携して、スポット付近の地図を表示することも可能です。
1.無線LANまたはGPSをオンにする
2.x-Raderを起動する
3.PlaceEngineの利用を許可する
4.x-Raderを拡大表示する
5.キーワードで検索する
6.スポットの詳細情報を表示する
7.プロアトラスSV4で地図を表示する
8.使用許諾に同意する
9.アップデートをスキップする
10.地図が表示された
[ヒント]オフラインでも地域情報の検索ができる
インターネットの地図検索や地域情報検索サービスは数多くありますが、外出先でそれらを利用するときには、インターネットに接続しないといけません。そんなときx-Radarやプロアトラスがあれば、オフライン（インターネットに接続していない状態）でも地域情報の検索や地図検索、路線検索などが利用でき、便利です。インターネットに接続するひと手間が省けるだけで、利用するときの心理的なハードルの高さがまったく違うことに、最初は驚くことでしょう。
[ヒント]GPS、PlaceEngineってなに？
「GPS」は人工衛星との通信によって測位する機能、「PlaceEngine」は周囲にある無線LANアクセスポイントの位置情報から測位する機能です。GPSは衛星と通信を行うため、屋内や周囲に高い建物のある都市部では、測位に失敗することがあります。そのような場所は無線LANアクセスポイントが多いためPlaceEngineが有効で、この2つの測位方法は、相互補完的な関係にあります。相互補完的な複数の方法を使って測位をする方法を「ハイブリッド測位」と呼ぶことがあります。
[ヒント]さまざまなスポットを検索できる
x-Radarを最初に起動したときには周辺の無線LANアクセスポイントを検索しますが、キーワードを入力することで、飲食店のほか「ホテル」、「銀行」など、さまざまなスポットを検索できます。またx-Radorの上で右クリックして［切り替え］メニューから選択することで、ラーメン店やカフェ専門のレーダーに切り替えることができます。このときは、レーダーのグラフィックもラーメンのどんぶりやコーヒーカップに変わるという、ちょっとしたおまけ機能があります。
[ヒント]プロアトラスSV4 for VAIOってなに？
「プロアトラスSV4 for VAIO」は、地図の見やすさや操作性に定評のあるソフトです。乗り換え検索やルート検索などが利用でき、有料のダウンロードサービスを利用することで、常に最新のデータをダウンロードできるようになります。
[ヒント]PetaMapで自分だけのスポット情報が作れる
ソニースタイルが運営する「PetaMap」は、ユーザー参加型の地図サービスです。自分で「スポット」を作って地域に関する口コミ情報を投稿したり、スポット情報をVAIO type Pなどに登録して持ち歩き、自分だけのガイドブックとして利用できます。
▼PetaMap
http://petamap.jp/
