独自技術で「どんな曲か」を解析し、気分に合わせて自動選曲
「VAIO MusicBox」は、楽曲データを解析して「元気が良くて楽しい曲」、「しっとりとした悲しげな曲」のように、その曲がどんな曲かを自動的に判断し、分類するソニー独自の「12音解析」という技術を利用したソフトです。
ユーザーが24種類の「チャンネル」から[おはようタイム]、[スローライフ]というように気分に合わせて選択すると、VAIO MusicBoxが自動でぴったりな曲を探し、再生します。
後で詳しく紹介するように、「VAIO MusicBox」は「iTunes」や「SonicStage」と一緒にインストールして使うこともできます。さまざまな音楽の組み合わせや、意外な聴き方との出会いを楽しんでみましょう。
VAIO MusicBoxに「おまかせ」で音楽を楽しむには
VAIO type Pには最初から30曲程度のサンプル曲が保存されており、VAIO MusicBoxでも再生できます。まずはこれらの曲でVAIO MusicBoxの「チャンネル」を体験してみましょう。
1.VAIO MusicBoxを起動する
2.曲を再生する
3.チャンネルを切り替える
4.チャンネルが切り替わった
VAIO MusicBoxに自分の好きな曲を追加するには
VAIO MusicBoxはMP3、AAC、WMA、ATRACなどのファイル形式に対応しており、自分の好きな音楽を再生することもできます。手持ちの音楽ファイルをVAIO type Pにコピーし、VAIO MusicBoxで再生できるようにしましょう。
1.[VAIOコンテンツフォルダの設定]を表示する
2.コンテンツフォルダを追加する
3.[VAIOコンテンツ解析マネージャの設定]を表示する
4.コンテンツの解析を開始する
5.コンテンツの解析が開始された
[ヒント]サビ再生モードってなに?
[サビ再生]をクリックして有効に(ボタン左のランプをオレンジに)していると、曲の盛り上がる部分のみを次々と再生する「サビ再生モード」になります。サビは曲の中から自動的に検出されますが、曲によっては正確に検出できない場合もあります。設定の[再生]-[サビ再生時間]で、サビ再生モードのときに再生する1曲あたりの長さを設定できます。
[ヒント]iTunesとも同居できる
iTunesで管理している楽曲ファイルを、VAIO MusicBoxから聴くこともできます。両方を利用する場合、iTunesの初期設定で[iTunes 設定アシスタント]の[[iTunes Music]フォルダ整理]で、[いいえ、自分でファイルとフォルダの名前を変更します]を選択しておきます。これでiTunesが勝手にフォルダ構成を変えないようにして、VAIO MusicBox側で楽曲ファイルを扱いやすくなります。
[ヒント]SonicStageでCDから楽曲の取り込み/ウォークマンへ転送
「SonicStage」はソニーが無償で配布している音楽管理ソフトで、「VAIO Update」から入手できます。インストールすると音楽CDを楽曲ファイルとして取り込んだり、ソニーの携帯音楽プレイヤー「ウォークマン」に曲を転送したり、さまざまな楽曲の管理ができるようになります。