料金プランとサービス内容の違い

Touch Diamondには、イー・モバイル、NTTドコモ、ソフトバンクモバイルの各キャリアのスマートフォン向けプランが適用されます。イー・モバイル以外では、一般的なケータイとパケット定額オプションが異なるので注意が必要です。また、NTTドコモではメールで絵文字が利用できない点や、ソフトバンクモバイルでは通信速度(下り)が最大3.6Mbpsである点も考慮しておきましょう。

  イー・モバイル NTT ドコモ ソフトバンクモバイル
基本プラン
(音声通話)
名称 ケータイプラン(新にねん)+定額パック24 タイプSS バリュー+「ファミ割MAX」または「ひとりでも割」 ホワイトプラン
月額料金 980円 980円 980円
パケット定額
オプション
名称 ケータイプラン(新にねん) Biz・ホーダイダブル パケット定額フル
月額料金 1,000円〜上限4,980円 1,029円〜上限5,985円 1,029円〜上限5,985円
備考 メールや専用サイト/各種コンテンツ、NAVITIME などの利用には「EMnet」(月額315円) への加入が必要 メールと「Biz・ホーダイダブル」の利用には「mopera U スタンダードプラン」(月額525円)への加入が必要 メールと「パケット定額フル」の利用には「S! ベーシックパック」(月額315円)への加入が必要
同一キャリア間の定額通話 △(家族間のみ) △(1時〜21時のみ
メール 名称 EMnet メール mopera U S! メール
絵文字 ×
通信速度(下り) 最大7.2Mbps 最大7.2Mbps 最大3.6Mbps
パソコンのモデム
としての利用

(「Biz・ホーダイダブル」の定額対象外となるため、1パケットあたり0.021円が必要)
×

※端末購入代金や事務手数料は別途必要です
※金額はすべて税込みです
※「基本プラン」は同一キャリア間の定額通話が可能な、もっとも安いプランを利用した場合の名称・料金です
※2009年4月1日以降、NTTドコモではパケット定額オプション「パケ・ホーダイダブル」がパソコンを利用した通信も定額の対象になります(月額1.029円〜13,650円/予定)

本体の違い

端末の形状もキャリアごとに若干異なっており、NTTドコモとソフトバンクモバイルでは、背面が以下のようなダイヤモンドカットになっています。イー・モバイルではマットでフラットなゴム素材です。また、ボタンの位置も上下が逆になっています。NTTドコモとソフトバンクモバイルでは、前面に刻印されているキャリアのロゴ程度の違いしかありません。

NTTドコモとソフトバンクモバイルでは、背面がダイヤモンドカットになっている

NTTドコモとソフトバンクモバイルは、イー・モバイルとボタンの位置が上下逆になる

[ヒント]HTCが手がけるさまざまなスマートフォン

Touch Diamondの製造元であるHTCは台湾に本社を構えるメーカーで、世界中にスマートフォンを出荷しています。日本ではTouch Diamondのほか、イー・モバイルから「Dual Diamond」、NTTドコモとソフトバンクモバイルから「Touch Pro」(auでも2009年春に発売予定。ただし法人のみ)が発売されており、量販店などで目にする機会も多いでしょう。海外では、Googleが主導で開発したOS「Android」を搭載した端末「G1」が特に注目されています。G1は世界初のAndroid搭載端末として米T-Mobileから2008年10月に発売され、オーストラリアのOptusというキャリアでも「HTC Dream」という名称で販売されています。