3つのブラウザの間でお気に入りを同期
「Xmarks」は、Internet Explorer(IE6、7)、Firefox(Windows/Mac/Linux版のFirefox 3)、Safari(Mac OS X 10.0.5版のSafari 3)の3種のWebブラウザに対応し、それぞれの間でお気に入り(ブックマーク)を同期します。Firefoxのアドオン(拡張機能)「Foxmarks」の発展版にあたります。
このXmarklsは、次のような方に役立ちます。
・Webの表示テストなどで、複数のブラウザを使い分けている
・Firefoxをメインに使っているけど、たまにIEも使いたい
・パソコンが2台以上あり、それぞれでWebを利用している
・WindowsとMacを両方所有し、IEとSafariを使っている
・お気に入りをバックアップしておきたい
複数の環境で同じお気に入りが使えるメリットは大きく、「あっちでブックマークしたホームページはどこだっけ!?」と迷うようなことがなくなり、快適です。
Xmarksを利用するには最初にアカウント登録を行います。すると、お気に入りのデータがXmarksのサービスを提供するサーバーにバックアップされるようになります。これによって、新しいパソコンにXmarksをインストールしたら、IDを入力することで、すぐにサーバーにあるお気に入りを同期して利用できます。パソコン1台、ブラウザ1種類だけでも、利用するメリットがあるわけです。
Xmarks
http://www.xmarks.com/
Internet Explorer版のXmarksをインストールする
Internet ExplorerでXmarksを使ってみましょう。まずインストールを行い、その後、アカウント登録をしてサーバーと同期を行います。
1.Xmarksのサイトからインストールする
2.Xmarksのアカウントを登録する
3.最初の同期を行う
[ヒント]Foxmarksのアカウントで利用できる
FirefoxですでにFoxmarksのアカウントを取得している場合は、FoxmarksのアカウントでXmarksも利用できます。この場合、[Xmarks Account]が表示されたときに[Yes:Log me in]をクリックしておき、ユーザー名とパスワードを入力してログインします。
[ヒント]同期を自分でコントロールするには
Xmarksで最初の同期をした後は、自動的に同期が行われます。これを自分でコントロールしたい場合は、タスクトレイにある[Xmarks for IE]アイコンをクリックして、Xmarksの設定画面を開きます。設定画面で[Synchronize now]をクリックすることで、手動で同期を行うことができます。また、自動同期を無効に設定することも可能です。お気に入りの内容を整理したい場合は、設定画面の[Advanced]をクリックして[Xmarks Advanced Settings]を表示してから、[Upload]をクリックすることでパソコン側の内容を強制的にサーバー側に転送(パソコン側で整理した内容を反映したい場合に有効)、[Download]でサーバー側の内容を強制的にパソコン側に転送(新しいパソコンなどで、現在入っているお気に入りを消してしまいたい場合に有効)が、それぞれできます。
[ヒント]検索結果にXmarksからの情報が表示されるようになる
Xmarksをインストールすると、Googleなどの検索結果にXmarksによる水色のアイコンが表示されるようになります。これは世界中のXmarksユーザーが、検索結果に表示されたサイトをお気に入りに入れていることを示すものです。これを消したい場合には、設定画面から[Discovery]をクリックし、[Enable Smarter Search]のチェックをはずします。