Firefox版はパスワード同期など機能が豊富
「Xmarks」は、Internet Explorer、Firefox、Safariの3種のWebブラウザに対応し、ブックマーク(お気に入り)を同期します。レッスン4でも紹介したとおり、Firefoxのアドオン(拡張機能)「Foxmarks」の発展版にあたります。そのためか、Firefox版のXmarksは、IE版、Safari版に比べて機能が豊富です。
Firefox版だけに搭載されている機能としては、安全性の高い通信によるパスワードの同期、ブックマーク追加時に、おすすめのタグを自動的に表示する推奨タグ機能(オプション)、現在表示しているページの情報を表示する機能があります。
Xmarks
http://www.xmarks.com/
Firefox版のXmarksをインストールする
Firefox版XmarksはFirefoxの「アドオン(拡張機能)」として提供されるため、比較的簡単な手順でインストールできます。インストールが完了したら、一度Firefoxを再起動する必要があります。
ここではすでにXmarksのアカウントはあるものとして初期設定を行います。
1.Xmarksのサイトからインストールする
2.Xmarksのアカウントを設定する
3.最初の同期を行う
[ヒント]パスワードの同期とは?
Firefox版Xmarksでは、複数のパソコンにインストールしたFirefoxの間でWebサイトのパスワード情報を同期し、ログインを簡単にできます。このとき、安全性を高めるためにパスワードを守るためのパスワードといえる「PIN」というキーワードを設定する必要があります。パスワードの同期は、設定画面からいつでも行うことができます。
[ヒント]推奨タグ機能を利用するには
推奨タグ機能とは、ブックマークに追加したとき、そのWebページに付けるべきおすすめのタグを表示してくれる機能です。これを利用するには、あらかじめ有効化の設定をしておく必要があります。有効な状態でWebページをブックマークに追加すると、ページに応じたおすすめのタグを表示してくれることがあります。ただし日本語には対応していません。
[ヒント]表示中のページの情報が見られる
Xmarksをインストールすると、FirefoxのロケーションバーにXmarksのアイコンが表示されるようになります。これをクリックすると、表示しているページに関するXmarksの情報(ブックマーク人気度など)が表示されます。この機能は[Xmarksブックマーク同期設定]の[発見]で[サイト情報を有効に]のチェックをはずすことで無効にできます。
[ヒント]Safari版Foxmarksをインストールするには
Safari版のXmarksも、http://www.xmarks.com/からインストールを行います。インストール方法はIE版と似ていて、インストール完了後にシステムの再起動が必要になります。その後、初期設定を済ませたら、利用を開始できます。