Office 2007にも対応したWord/Excel文書ビューア

レッスン6でマイクロソフトが無償で配布しているPowerPointプレゼンテーション再生ソフトを紹介しましたが、「Word Viewer/Excel Viewer」も、マイクロソフトが無償で配布しているソフトです。それぞれ、Word、Excel 2007にも対応し、文書ファイルの表示・印刷ができます。

Microsoft Office文書の表示・編集ができる無料のソフトや、Webサービス(Googleドキュメントなど)もありますが、これらのビューアは、他社製のソフトやサービスよりも、オリジナルに近いデザインでWord/Excel文書を表示できるのが特長です。

ネットブックなどで文書を確認し、編集は行わずメールや電話などで連絡を取りたい方には、十分な機能を持ったソフトだと言えます。

Word Viewer/Excel Viewerをインストールする

それぞれの配布ページから[ダウンロード]をクリックし、インストールを行います。

Word Viewerの配布ページ

Excel Viewerの配布ページ

Word Viewerの配布ページ

Word/Excel文書を表示する

[スタート]-[すべてのプログラム]から[Microsoft Office Word Viewer 2003(2003と表示されますが、Word 2007文書の表示も可能です)]、[Microsoft Office Excel Viewer]をクリックし、起動します。

最初にファイルを選択する画面が表示されるので、ここで開きたいファイルを選択し、文書を表示します。開いた文書は印刷することもできます。

Word ViewerでWord 2007文書を表示したところ

Excel ViewerでExcel 2007ワークシートを表示したところ

[ヒント]必要な動作環境は?

Word ViewerはWindows XP SP2/Vistaに対応、Excel ViewerはWindows XP SP2のみの対応となっています。編集部でWindows Vista環境にExcel Viewerをインストールしたときにはエラーメッセージが表示されましたが、ソフトのインストールは完了し、問題なく動作したことを確認しています。

[ヒント]対応しているファイルは?

Word Viewerは、Word 2000/2002/2003/2007形式のファイルに対応しています。また、マクロ有効文書(*.docm)、リッチテキスト(.rtf)などの表示も可能です。ただし、VBAマクロはサポートしていません。Excel Viewerでは、Excel 97/2000/2002/2003/2007形式のファイルに対応しており、マクロ有効ファイル(*.xlsmなど)にも対応していますが、マクロの実行はできません。