BlackBerry Boldでできること
BlackBerry Boldはノートパソコンなどに代わるモバイルツールとして作られたスマートフォンです。携帯電話としての機能を搭載しながら、常にネットワークにつながった状態で利用できるため、新着確認をしなくても自動的にメールが届いたり、ブラウザでWebページを確認したり、自分の使い方に合わせて、アプリケーションを追加して、カスタマイズできるなどの特徴があります。トラックボールとキーボードを装備しているため、パソコンと同じような感覚で操作することもできます。
0.いつでも新着メールがすぐに読める
BlackBerry Boldでは普段、ビジネスなどで利用しているプロバイダーや会社のメールを送受信できます。ノートパソコンなどでメールを利用するときと違い、常にネットワークに接続され、プッシュメール方式が採用されているため、新着メールはBlackBerry Bold宛にすぐに届きます。メールアドレスも合計11個まで設定できます。
0.トラックボール&キーボードで操作も快適
BlackBerry Boldは手のひらサイズのコンパクトなボディに、トラックボールとパソコンと同じQWERTY配列のキーボードを装備しています。トラックボールを回すと、カーソルやポインタを動かすことができ、押すと、クリックや決定に相当する操作ができます。パソコンと同じような感覚で快適に操作できます。
0.ビジネスでもプライベートでも使えるアプリケーションが揃っている
BlackBerry BoldにはWordやExcel、PowerPointで作成したビジネス文書の閲覧や編集ができる「ドキュメント編集アプリ」があらかじめ用意されています。エンターテインメント機能としては、MP3形式やWMA形式の音楽ファイルの再生に対応するほか、iTunesとも連携して、音楽プレーヤーとして活用できます。200万画素のカメラも搭載し、静止画や動画を撮影することができます。
BlackBerry Boldでできないこと
BlackBerry Boldはビジネスでもプライベートでも活用できるスマートフォンですが、音声通話など、携帯電話としての標準的な機能も搭載されています。ただ、通常の携帯電話とは少し異なる部分もあります。たとえば、NTTドコモが提供するiモードは利用できませんし、携帯電話のメールでは一般的な絵文字も正しく表示されません。ここ数年、急速に普及が進んだ地上デジタル放送の「ワンセグ」、電子マネーや交通系サービスに採用されている「おサイフケータイ」にも対応していません。携帯電話同士で電話帳データや写真を直接、やり取りする赤外線通信機能なども搭載されていません。
[ヒント]世界中で愛用されているBlackBerryシリーズ
カナダのResearch In Motionが開発したBlackBerryシリーズは、ネットワークサービスと連携し、モバイル環境でもオフィスや自宅に居るときと同じように、メールやブラウザ等のアプリケーションを利用できる環境を実現します。暗号化通信やリモートワイプなどの高度なセキュリティ機能も提供されており、世界中のビジネスパーソンやセレブリティにも広く愛用されています。
[ヒント]個人ユーザーはブラックベリーインターネットサービスで使える
BlackBerryシリーズは主に法人向けのビジネスソリューションとして販売されてきましたが、NTTドコモでは個人でもBlackBerry Boldを活用しやすい「BlackBerry Internet Service」を月額1575円で提供しています。
[ヒント]パケット通信料は定額制の「Biz・ホーダイ ダブル」がおすすめ
BlackBerry Boldは常にネットワークに接続した状態で利用するため、通常の携帯電話よりも非常に多いパケット通信をします。そのため、BlackBerry Boldを利用するときはパケット通信料が定額で利用できる「Biz・ホーダイ ダブル」を契約することを強くおすすめします。Biz・ホーダイ ダブルは月額1029円から始められ、上限5985円で使い放題になります。ただし、パソコンを接続してのパケット通信や海外での利用は定額の対象外になります。2009年5月1日より、月額料金は490円から始められるようになりました。
[ヒント]iモードは使えないの?
iモードメールについては、NTTドコモがパソコンなどでもiモードメールを送受信できる「iモード.net」を提供しているため、BlackBerry Boldのブラウザでiモードメールを送受信することもできます。ただし、iモードの公式サイトを閲覧したり、iモードで提供されているサービスを利用することはできません。iモード.netを利用するには、別途、iモードとiモード.netの契約が必要になります。