PCは精密機器なので、搭乗前にカウンターで預けるトランクなどには入れずに、手荷物として機内に持ち込むことをおすすめします。筆者の経験上、そのほうが紛失や破損などの事故に遭わずに済みますし、機内でPCを使うこともできます。

　搭乗前の手荷物検査では、PCはほぼ必ず取り出してチェックを受けることになります。そのとき、実際に起動して「確かにPCである」と示すよう求められることもあるので覚えておきましょう。国内便・国際便ともに、テロ対策などで検査が厳しくなっているためです。あらかじめ知っておけば、余裕を持って検査を受けられます。

　携帯電話は当然ですが、PCも無線LANやBluetoothによって無線電波を出す機能を持っています。通常、機内ではこうした電波を出す機器は使用できないので、PCを起動しても、無線機能は忘れずにオフにしましょう。なお、離着陸時は電源をオフにすることが求められるので、キャビンアテンダントまたは機内放送による指示があるまでは使えません。