ACアダプターではなくUSB経由で充電しよう
旅行や出張で出掛けるとき、ミニノートPCや携帯電話、iPodなどの携帯音楽プレーヤー、デジカメ、周辺機器、そしてシェーバーなどの家電製品を持ち歩くとなると、荷物が多くて大変です。ACアダプターや充電器も欠かせませんし、そうした雑多な小物が増えるほど忘れ物をしやすいので厄介です。
これらの小物を旅先で快適に使うアイデアとして、USBを活用する方法があります。最近では携帯電話(特にスマートフォン)やiPodをはじめ、USBポートで充電できる製品が増えています。一般的な携帯電話用としては以下のような製品があり、ミニノートPCから携帯電話とiPodを同時に充電することも可能です。
ただ、ミニノートPCがスタンバイ状態などになると、USBポートへの給電も止まる場合があります。念のため出掛ける前に、ちゃんと充電できるかテストしておきましょう。
USB充電用のACアダプターならPC不要
PCを介さずに充電したい場合は、以下のようなUSB充電用のACアダプターが便利です。充電したい機器が複数あるなら、それに応じてUSBハブも用意します。最近では「USBポートがコンセント化している」と言う人もいるくらいで、USBポートから充電できる機種のほとんどは、USBハブからも充電できます。
USBハブには小型なものもあり、うまく使えばACアダプターを何種類も持って行かなくても、さまざまな機器を一度に充電できます。ただ、たこ足配線のように多くの機器をつなぎすぎると、充電できないだけでなく故障する可能性もあるので注意しましょう。
[ヒント]出張や旅行で小物類の忘れ物を防ぐコツ
出発してから忘れ物に気づくのは悔しいもの。筆者の場合、海外出張時の荷造りでは、機器ごとにACアダプターなどの小物類をまとめて並べ、足りないものがないかを必ずチェックしています。このとき、荷物の全体的な量を考え、優先順位の低いものは持って行かないことが重要です。「USBで充電できるから、このACアダプターは持って行かない」など、極力荷物を減らします。また、海外出張ではいくつものホテルを転々とすることがよくあるため、ホテルの部屋に忘れ物をする危険もあります。小物類は大きめの袋にまとめて入れ、あちこちに分散しないようにするなど、現地でのチェックをできるだけシンプルにする工夫も大切です。