このワザで解決!

 PCの動作が重くなる主な原因としては、内蔵ディスクの空き容量の不足や、データの断片化(1つのデータがハードディスクのあちこちにバラバラで保存されること。アクセスに時間がかかり、動作が重くなる原因になる)が考えられます。Cドライブの空き容量が数GBを下回るようであれば、[コントロールパネル]の[プログラムの追加と削除]で不要なソフトをアンインストールしたり、「ディスククリーンアップ」を実行したりして、空き容量を確保しましょう。

 また、断片化による速度低下を防ぐため、数週間に1回程度の割合で定期的に「ディスクデフラグ」を行います。断片化の状態にもよりますが、ディスクデフラグには数十分〜数時間程度の時間がかかります。電源に接続した状態で実行しましょう。

Cドライブの空き容量を調べる

Cドライブをクリック,Cドライブを右クリックして[プロパティ]をクリックすると、さらに詳しい情報が表示される,[マイコンピュータ]を表示しておく,[詳細]に空き容量が表示された     

Cドライブのディスククリーンアップをする

1[スタート]メニューの[すべてのプログラム]-[アクセサリ]-[システムツール]-[ディスククリーンアップ]をクリック,2[ドライブの選択]が表示されたら、Cドライブを選択して[OK]をクリック         ,3[削除するファイル]で削除してもよいファイルをチェック,4[OK]をクリック,[ディスククリーンアップ]が表示された      

Cドライブのデフラグをする

1[スタート]メニューの[すべてのプログラム]-[アクセサリ]-[システムツール]-[ディスクデフラグ]をクリック    ,2 Cドライブをクリック,3[最適化]をクリック,[ディスクデフラグツール]が表示された

[ヒント]PCの熱対策にも注意しよう

CPUやハードディスクなど、PCのパーツには使用中に発熱するものが多数あります。異常発熱を防ぐため、本体の側面や底面にある排熱口をふさがないように気をつけましょう。布団やクッションなどの上では排熱口をふさぎやすく、熱がこもりやすくなります。また、長時間ひざの上に置きっぱなしにしていると、低温やけどの危険も考えられます。