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「ワンセグ」は携帯電話のテレビ視聴機能として有名ですが、本来は「モバイル機器向けの地上デジタル放送」のことを指しています。つまり、チューナーがあればミニノートPCでも視聴でき、チューナーが対応していれば録画も可能です。
大画面テレビを前提にしたハイビジョン画質の地上デジタル放送は、12セグメント(1チャンネルあたりの電波が13分割されており、分割の単位を「セグメント」と呼びます)の電波で大量のデータを伝送します。対して、ワンセグはその名の通り1セグメントだけを利用し、処理能力の高くないモバイル機器でも、それなりの画質で楽しめるようになっています。受信可能なエリアは、基本的に地上デジタル放送のエリアに準じます。ワンセグチューナー内蔵のミニノートPCもありますが、非搭載の機種ではUSB接続のワンセグチューナーを利用しましょう。製品によってはフラッシュメモリを内蔵しているので、録画データを持ち歩いて複数のPCでテレビ番組を楽しめます。ただ、ミニノートPCのスペックによっては、視聴中に映像のコマ落ちや音声の遅延が生じるなど、快適なパフォーマンスが得られない場合もあります。