「訪問者からどう見えるか」を考えて設定する

　出会い系、性に関する内容、宗教、政治、消費者金融などは、Google AdSenseでは「デリケートなカテゴリ」と表現されます。このような内容の広告はサイトのテーマにそぐわないから表示したくない、と考える運営者は少なくないはずです。サイト内に関連するコンテンツがなくても、インタレストベース広告として配信される可能性があり、広告とサイトに関連があると誤解する訪問者もいるかもしれません。

　以下の手順で［広告の許可とブロック］画面の［デリケートなカテゴリ］タブを表示すれば、カテゴリごとに配信をコントロールすることが可能です。通常はすべて許可済みになっていますが、［ギャンブル、賭博］カテゴリのみ、最初からブロックされる設定になっています。設定方法はワザ60で解説した［一般カテゴリ］と同様で、カテゴリごとの広告表示回数の割合や収益額の割合もわかります。

　企業サイトでも個人ブログでも、サイトの運営方針に沿って設定するのがいいでしょう。ただし、デリケートなカテゴリに属する広告はクリック単価が高くなる傾向があり、特に選挙時期の［政治］カテゴリはクリック単価が高騰します。訪問者視点でのサイトの見え方と、収益性とのバランスを考えて選択してください。

「デリケートなカテゴリ」の広告をブロックするには

関連サイト

• AdSenseヘルプ：デリケートな広告カテゴリ