自社広告や純広告とAdSense広告を出し分けできる

　DFPスタンダードには、広告の配信先の絞り込み（＝ターゲティング）が細かく行えるという特徴もあります。標準の設定では、すべての広告ユニットに対して何の絞り込みも行わずに広告が配信されますが、広告申込情報の作成画面から、曜日と時間、広告ユニット、地域などの条件でターゲティングが行えます。作成済みの広告申込情報でも、［オーダー］画面から広告申込情報の名前をクリックすれば変更が可能です。

　特に覚えておきたいのは、ターゲティングの設定は広告申込情報（自社広告や純広告）のみに適用され、同時に配信されているAdSense広告には影響しない点です。たとえば、渋谷に実店舗を開店したネットショップがオープン記念キャンペーンの自社広告を配信する場合、東京23区からのアクセスに対しては自社広告を表示し、それ以外からのアクセスにはAdSense広告を表示する、といった出し分けが行えます。

　ほかにも、広告主の希望により純広告は週末の夜だけ配信する、アフィリエイト広告は特定の広告ユニットだけに配信する、といったターゲティングが考えられます。空き枠にはAdSense広告が配信されるため、広告ユニットを無駄なく活用できるでしょう。

曜日と時間で広告の配信を絞り込むには

1［曜日と時間］画面を表示する

2時刻の設定画面を表示する

3月曜日の配信を停止する

4設定を平日にコピーする

5時刻の設定画面を表示する

6週末の配信時刻を設定する

7曜日と時間の設定を完了する

8曜日と時間で絞り込めた

広告ユニットや地域でターゲティングするには

1広告ユニットの一覧を表示する

2広告ユニットを追加する

3地域の一覧を表示する

4地域を検索する

5地域を追加する

6ターゲティングを設定できた

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