「教えて! できるもん」のコーナーですもん。今回は、少し前にテレビのニュースで放送されていた、気になるニュースからの質問ですもん。
「先日『Windows 7のサポートが終了した』というニュースをテレビで見ました。2014年にサポートが終了したWindows XPのように、Windows 7も、もう使ってはいけなくなったんですか?」
えっ!!! サポート終了? 僕もまだWindows 7ですもん。インターネットにバリバリ接続してますもん! ウイルス怖いですもん><あわわわ......。
今回も、できる編集部のお兄さんに、聞いてみますもん。
できるもん、落ち着いて!
確かに、「Windows 7のサポート終了」というニュースがありましたね。ただ、米国時間の2015年1月13日に終了したサポートは「メインストリームサポート」と呼ばれるものだけで、昨年のWindows XPのように、完全に終了したわけではないんですよ。
メインストリームサポート???
「メインストリームサポート」は名前の通り、主力製品としての手厚いサポートがされる期間です。Windows 7に搭載して欲しい機能のリクエストもできましたが、できるもんはリクエストなんてしたことないよね?
ないですもん!
自分もやったことはないです(笑)。
「メインストリームサポート」は終了してしまったけれど、「延長サポート」は今も継続しているよ。
延長サポートでは、セキュリティ更新プログラムが提供されるので、引き続きWindows 7を使い続けても安心なんだよ! 一般のユーザーにとっては、メインストリームサポートの期間も延長サポートの期間も、変わりなく使えます。
ほっ! 安心しましたもん^^
「サポートされていないパソコンを使うと人に迷惑をかける」っていうことだけしか知りませんでしたもん。
そうそう、2014年の4月にWindows XPの延長サポートが終了したときは、大きなニュースになったから、できるもんも不安になったんだね。
延長サポートが切れたパソコンを使うとどうなるの?
延長サポートが終了すると、現在のWindows XPのように、セキュリティ更新プログラムがマイクロソフトから提供されなくなります。
セキュリティ更新プログラムがマイクロソフトから提供されなくなると、インターネットを通じてパソコンがウイルスに感染しやすくなるばかりか、悪意のあるユーザーによって勝手に操作されたり、ウイルスが拡散する「踏み台」になってしまうこともあるんだ。個人情報が漏えいする危険性も高まります。
怖いもん><
Windows 7はいつまで使っていて大丈夫ですもん?
Windows 7の延長サポートが終わるのは、2020年1月14日と現時点では決まっています。だから、それまではWindows 7を使っていても安全だよ。
でも、これから5年の間にWindows 8.1やこれから登場する新しいOSを搭載したパソコンに乗り換える方がベストだと思うよ。2015年の秋にWindows 10がリリースされるようですが、リリース後の1年以内ならWindows 7からWindows 10に無料でアップデートできるようです。ひとまずWindows 10にアップデートする手もあるね。
新しいパソコン欲しいもん♪ でも、今使っているパソコンはまだ元気だから、Windows 10にアップデートしようかな。迷いますもん。
Windowsのサポートには「メインストリームサポート」「延長サポート」の2種類あるもん。延長サポートが終了したパソコンはウイルスの被害に遭う危険性が高いので、延長サポートが終了する前にパソコンを乗り換えかWindows 10にアップデートするもん!
HINTセキュリティ更新プログラムは小まめに適用しよう
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メインストリームサポート、延長サポートについての解説
WindowsやOfficeのサポート終了でなにが変わるの?
延長サポートまでが終了したOSを使う危険性を理解する(Windows XPの場合)
【まとめ】「XPサポート終了」を正しく理解するために、まず読んでおくべき記事4本
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