今回は、4月から就職するという方からの質問ですもん。
「4月から社会人になります。社会人としてこれは覚えておけ！ という、仕事に使えるパソコンの知識はありますか？」
仕事に使えるといえばショートカットキーじゃないですか？ マウスよりも操作が速くできて、友達や先生にもおおっ！ と感心されますもん。
いいですね。仕事でパソコンを使うには、まずキーボードを見ないで入力するタッチタイピング、そして、すばやい操作が可能になるショートカットキーが使いこなせると、作業が速くなってラクになりますよね。
ですよね！ ショートカットキーにもいろいろあるけど、最初にこれだけは！ というオススメはありますもん？ 今回も打線で...。
あ、ごめん。僕は野球よくわからないけど、オススメを1つ挙げるとすればCtrl＋C（コピー。解説記事）とCtrl＋V（貼り付け。解説記事）ですね。2つになってますけど（笑）。
泣く子も黙るコピペ（コピー＆ペースト）のショートカットキー。ほとんどのアプリで使える、基本であり王道！ これだけで仕事のスピードが確実に上がります。
確かに王道ですもん！ でも基本すぎて、みんな知ってそうですもん。
なるほど...。では、ちょっと意外なものも含めて、おすすめのWindowsのショートカットキーを3つ紹介しますよ。
Windowsのショートカットキー
| Alt＋Tab | アプリやウィンドウを切り替えます。マウス操作と違い、ウィンドウが重なっていても選びやすいので便利です。ウィンドウを順番に選ぶ形になりますが、Shiftを同時に押すと逆順に選ぶことができます（解説記事）。 |
| Windows＋↑↓←→ | ウィンドウのサイズを操作します。↑で最大化、↓で最小化、←→で左右寄せ。適切なウィンドウサイズに調整したいときに便利です。（解説記事1）（解説記事2） |
| Shift＋F10 | 操作中のウィンドウのショートカットメニュー（右クリックで表示されるメニュー）を表示します。アプリケーションでも同様の操作が可能。メニューはカーソルキーの上下とEnterで選択でき、マウスに触れない、触りたくないときに便利です。（解説記事） |
これだけでも知らなかったショートカットキーがありますもん。ショートカットメニューの表示、便利そうですもん！
ちょっと押しにくい場合もあるけど、マウスまで手を動かすよりは速い、というときはありますね。次はWordとExcelです。こっちも3つずつ。
Wordのショートカットキー
| Crtl＋E | 文字を中央揃えにします。書類のタイトルにはこれ。Ctrl＋Rだと右揃えになるので、ヘッダーの情報にはこれを。 |
| Ctrl＋Shift＋C Ctrl＋Shift＋V | 書式のコピーと貼り付けです。見た目の整った文書作成には必須！ |
| Crtl＋[ Crtl＋] | 選択した文字のフォントサイズを変更します。調整に便利です。 |
Excelのショートカットキー
| Tab | 右隣のセルに移動します。連続したデータの入力に便利！ ちなみにShift＋Tabで左隣、Enterで下、Shift＋Enterで上。 |
| Ctrl＋Shift＋N | 書式をクリアーして標準の書式を適用します。編集しすぎて書式がぐちゃぐちゃになってしまったときに便利です。 |
| Crtl＋D | 上のセルの内容を複製します。繰り返しの入力に便利。中級者向けでしょうか。 |
うわわー......。
一度には覚えきれないかな？ ショートカットキーはとっさに手が動くことが大事だから、まずは、1つずつでいいから、気になったものを意識的に使うようにしてみてください。そのうち意識しなくても自然に手が動くようになってくると思いますよ。
なるほどー。じゃあ、Tabで右に移動をこんど試してみますもん。
いいですね！ ほかにも、WordでCtrl＋Shift＋↑または↓でマウスカーソルがある場所の前後の文章が入れ替わるとか、ちょっとニッチだけど覚えておくと楽しいショートカットキーもたくさんあって、奥が深いですよ。
僕はWindows＋D（デスクトップの表示。解説記事）をよく使いますもん。急にウィンドウが消えるから、知らない人はビックリしてくれますもん。
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