USBメモリーでセキュリティ対策を万全に

パソコンをウイルス感染や情報漏えいなどの危険から保護するために、USBメモリーとソフトウェアを活用してパソコンのセキュリティを強化しましょう。例えば、この章で紹介しているソフトウェアでは、USBメモリーを鍵にしてパソコンをロックしたり、ファイルを持ち運ぶ際にファイルを暗号化して、パスワードがないと開けないようにしたりできます。また、Webサイトで使用しているIDやパスワードの管理、ウイルススキャンの実行もUSBメモリーから行えるので、常に安全な状態で作業できるようになります。

0.パソコンのロック

0.ファイルの暗号化

0.IDやパスワードの管理

0.ウイルススキャン

USBメモリーですばやくパソコンをメンテナンス

USBメモリーとソフトウェアを使ってメンテナンスを行い、パソコンをいつでも快適な状態で使用できるようにしておきましょう。この章では、Windowsに標準で搭載されている機能よりも動作が軽く、強力なソフトウェアでパソコンをメンテナンスします。パソコン内の不要なファイルを削除したり、「デフラグ」を行ってパソコンの動作を高速にしたりできます。USBメモリーを持ち運んで、どのパソコンもすばやく簡単にメンテナンスできるようにしましょう。

0.不要なファイルの削除

0.デフラグ

[ヒント]USBメモリーから感染する 「オートランウイルス」に注意

「オートランウイルス」とは、Windowsの自動実行機能(オートラン)を悪用して、USBメモリーを接続した際に自動的にウイルスをばらまくウイルスです。オートランウイルスに感染すると、ほかのウイルスにも感染しやすくなるほか、感染したパソコン自体が感染源となって被害を広げてしまいます。感染を防ぐには、[自動再生]が表示されないようにして自動実行機能を中止したり、自分のパソコン以外でUSBメモリーを使用したあとにUSBメモリーをウイルスチェックしたりする習慣を付けることをおすすめします。