プロフィールの設定
プロフィールの5つの項目に伝えたいことを詰め込む
限られた場所に必要な情報だけを書き込む
Instagramでは、企業に関する情報を伝えられる場所がアカウントのプロフィール画面しかありません。プロフィールの設定は、フォロワーを増やすためにも、コミュニケーションをより深くするためにも非常に重要になります。
プロフィールとして設定できるのは、[名前]、[ユーザーネーム]、[ウェブサイト]、[自己紹介]、[プロフィール画像]の5項目だけです。役割と設定すべき内容を見ていきましょう。
名前:覚えてほしい正式名称を設定する
氏名や企業名、ブランド名です。英数字とアンダーバーしか使えないユーザーネームとは違って日本語も使えるので、正式な名称を設定します。企業のアカウントは名前か自己紹介に「公式」であることを明記しておくようにしましょう。ユーザーから企業の公式アカウントだとわかりやすくなります。キャンペーン用だけに使うアカウントの場合は「〇〇キャンペーン事務局」のように目的がわかる名前にします。
ユーザーネーム:覚えやすい文字列にする
いわゆるアカウント名。英数字とアンダーバーで入力します。一般にはユーザーネームでアカウントが認知され、キャプションやコメントで「@dek irunet」のように先頭に「@」を付けて書き込むことでメンション(通知される言及)を行ったりできるので、覚えやすく、入力しやすいものが望ましいです。
ユーザーネームはアカウント作成後に変更することも可能ですが、ユニークでないといけません。ほかのユーザーと重複できず、早い者勝ちとなります。
ウェブサイト:ユーザーを誘導したいURLを入力する
サイトのURLを1つ設定できます。これが、 Instagramで唯一の外部サイトへのリンクを張れる場所となります。ブランドの公式サイトやECサイトなど、ビジネスの成果(コンバージョン)につながるURLを設定しましょう。
自己紹介:ユーザーに期待してほしいことを書く
企業やブランドの説明文を入力します。150文字の制限があるので、新法則10で解説した「○○といえば?」の想起のキーワードを取り入れて、ターゲットの関心をつかむ内容を入れ込みましょう。
立ち上げ段階のまだ写真が少ないアカウントは、日々どんな投稿をしていくかを書くと親切です。例えば、「日々移り変わる京都の景色を撮影しています。」などと書いておくと、ユーザーはどのような写真が期待できるのかがわかり、フォローするかどうかを決めやすくなります。
プロフィール写真:できるだけ「人」の存在を感じさせる
投稿の左上に毎回表示される画像です。自社の規定として、SNSのアイコンにはロゴなどの使用が決まっている場合も多いと思うので、規定があればそれに従って設定します。
自由に設定できる場合は、できるだけ「人」の存在が感じられるものにしてください。担当者が顔を出しなくない場合は、斜め後方から撮った写真などでも構いません。チームで運営している場合は集合写真、キャラクターがいる場合はキャラクターの画像でもいいでしょう。
ユーザーは、プロフィール写真を投稿された写真の撮影者として認識します。人間味を感じられるプロフィール写真にすることで、ユーザーがコメントするハードルが下がったり、親しみを感じてくれたりします。