ほかのSNSへのマルチポスト
同時投稿で露出増を狙うときは各SNSの特性を考慮する
作業負担を軽減しつつ、各SNS向けの工夫をする
Instagramで写真を投稿するときに、ほかのSNSと連携したマルチポストが可能です。次のページの手順のように[シェア]をタップする前にほかのSNSのアカウントを設定でき、以降は Instagramへの投稿と同時に設定済みのSNSにも投稿されます。
連携できるサービスはFacebook、Twitterのほか、写真共有サービス「Flickr」、ミニブログサービス「Tumblr」、位置情報ゲームの「Swarm」(利用するには位置情報の追加が必要)、Ameba(アメーバブログ)、ミクシィ(mixi)となっています。
連携によるマルチポストは、複数のSNSアカウントを運営している場合に、担当者の作業負担を軽減しながら投稿数を増やすために有効です。
一方で、各SNSでサービスの特性や対応状況が異なるため、必ずしも効果的ではない点もあります。ここでは、よく利用されるFacebookとTwitterでの注意事項を解説します。
もしも十分に手間をかけられるならば、マルチポストを利用せずに各SNSで別々に投稿することで、より効果的に写真を利用できます。Instagramの写真を利用してほかのSNSで宣伝するで解説しているので、参考にしてください。
Facebookでは頻繁すぎる投稿は歓迎されない
Instagramの写真をFacebookに投稿すると、目立つので興味を持ってくれるユーザーが多くなることが期待できます。ただ、Facebookへの投稿は頻度に気を付ける必要があります。 Instagramでもあまり頻度の高すぎる投稿はよくありませんが、Facebookでは Instagram以上に少なめが適切だとされます。
目安として、1日に5件以上の投稿はせず、あまり短時間での連続投稿もしないようにして、ユーザーのタイムラインを占拠しすぎないよう注意しましょう。 Instagramのアプリ上で投稿ごとにマルチポストのオン/オフを選択できるので、 Instagramに高い頻度で投稿するとき、Facebookへ投稿したくない写真はマルチポストをオンにしなければOKです。
Twitterではタイムラインに画像が表示されない
Twitterではツイートに Instagramの写真のURLとキャプションが表示されるだけで、写真は表示されないため、そのままだと写真によるアピールができません。写真を表示させるには、マルチポストを使わずTwitter上で写真を投稿する必要があります。
Twitterではタイムラインの投稿が時間の経過とともにどんどん流れてしまうため、投稿頻度が高くても不快に思われる可能性は低く、投稿を多くのユーザーに認知してもらうには、同じ内容を複数回投稿することも有効です。
Twitterでは InstagramのURLを投稿しても画像が表示されないため、TwitterのユーザーはURLをタップしないと写真が見られない。投稿頻度が高くても問題はないので、写真を別途ツイートしてもいい。