ハッシュタグの効果的な使い方
ハッシュタグは1つの投稿に10個以上付ける
ハッシュタグが多いほど「いいね!」も増える傾向がある
拡散機能を持たない Instagramでほかのユーザーとのつながりを持ったり、検索で見つかりやすくしたりするためには、ハッシュタグが重要になります。ハッシュタグで表現する文化については新法則3でも解説しましたが、企業アカウントもハッシュタグを活用して表現しましょう。
キャプションが長すぎることは歓迎されませんが、ハッシュタグが増えた結果キャプションが長くなっても、ネガティブに捉えられることはありません。キャプションの場合は「読まなければ」と感じさせてしまいますが、キャプションの最後にまとめて書き込まれたハッシュタグは、興味のないユーザーは読み飛ばすことができます。
米国では、Instagramにおけるハッシュタグの数ごとのユーザーの反応を調査したところ、0~10個の投稿よりも11個以上付けた投稿の方が反応が多かったという報告もあります。
ハッシュタグが多いほど、多くのユーザーに見られるようになるためでしょう。投稿にはできれば10個、最低でも5個はハッシュタグを付けるようにしましょう。具体的には、どのようなハッシュタグを付けたらいいでしょうか? 例えば、喫茶店のスタッフがコーヒーとスイーツの写真を投稿するときならば、次のようなハッシュタグが考えられるでしょう。
一般名詞や固有名詞
商品名、商品などの一般名詞。例えば「#店長のおすすめコーヒー」と「#コーヒー」「#ロールケーキ」「#スイーツ」など。英語の「#coffee」や「#sweets」を追加するもの効果的です。「#喫茶店」や「#カフェ」を付けてもいいでしょう。
ハッシュタグを入力するときに[投稿5,000]などと、そのハッシュタグが付いた投稿の数が表示されるので、参考にして投稿の数が多いものを付けていくと、多くのユーザーに見てもらうことが期待できます。
ハッシュタグの候補を見ながら入力する
キャプションに「#」で始まる文字列を入力すると、ハッシュタグの候補と投稿数が表示され、入力するハッシュタグを選択できる。
「#」のあとに絵文字を入力すれば、ハッシュタグとして扱われる。
写真のカテゴリーやテーマ
企業名やブランド名のほか、独自の投稿のテーマ。例えば「#千代田コーヒー店」のように店名を付けたり、毎日「#本日のスイーツ」のような共通のハッシュタグを付けて投稿したり、といった方法が考えられます。コミュニティ
コミュニティのハッシュタグは、実際にコミュニティが存在しなくても自由に作って構いません。ただし「#ラテアート部」「#スイーツ部」のようなハッシュタグでは、すでに多数の投稿があります。そのような場合は検索結果を確認して、ほかの投稿と雰囲気が違いすぎていないか、現在ハッシュタグを利用しているユーザーに違和感を与えないかを確認しておくといいでしょう。絵文字
コーヒーやスイーツ(ケーキ、ドーナツなど)の絵文字があるので、これらをハッシュタグに利用できます。独り言、本音
独り言のハッシュタグに関しては何もでありです。「#1年ぶりに仕入れました」「#会心のスイーツ」「#ブラックがおすすめ」など、ハッシュタグを目にした人がちょっと気になって、好意や興味を持ってもらえるような一言を入れるといいでしょう。ハッシュタグ入力の注意点
Instagramのハッシュタグには、次のルールがあります。入力ミスをしないように覚えておきましょう。
- 先頭に「#」を入力する
- 日本語、英字、数字が混在していてもOK
- ハイフン(-)、アンダーバー(_)などの記号は利用できない
- ハッシュタグの前後は半角スペースで空ける
- ハッシュタグの途中に半角スペースは入力できない
半角スペースが入ると、ハッシュタグはそこで終了と認識されます。入力中にハッシュタグが終了と認識されると候補が表示されなくなるので、適切に入力できているかを判断する基準として、候補表示の有無を参考にするといいでしょう。
HINTハ ッシュタグやキャプションは編集できる
ハッシュタグにミスを見つけたり、新しくハッシュタグを加えたりしたいとき、投稿前であればキャプションの編集が可能です。以下の画面のように3点のアイコンをタップして[編集]をタップすれば、編集画面が表示されます。
投稿を表示した状態で写真の右下にある3点のアイコンをタップして[編集]をタップすると、キャプションやタグ(適切なタグ付けでユーザーとのつながりを作る参照)、位置情報(店舗の写真は必ず位置情報を追加して探しやすくする参照)の編集ができる。[削除]をタップすると投稿を削除できる。