iOS 10.1で日本の交通機関に対応

2016年10月25日から日本での提供が開始された「iOS 10.1」。このアップデートにより、標準アプリの[マップ]で日本の交通機関を利用したルート検索(路線検索)ができるようになりました!

「Googleマップ」をはじめ、ほかのアプリでは昔からできていたことですが......Siriやウィジェットとの連携など、標準アプリだからこその使い方もできそうです。まずはルート検索の基本と、到着時刻を指定した検索、現在地以外の出発地からの検索について、実際の操作方法を見ていきましょう。

交通機関でのルートを検索する

[マップ]アプリでは、基本的に車でのルート検索が優先されます。これは[設定]→[マップ]で[交通機関]を選択していても同じです。以下の手順のように地図の表示を[交通機関]に切り替えておくと、鉄道やバスを利用したルート検索結果がすぐに表示されます。

1地図の表示を切り替える

iOS 10:[マップ]アプリで路線検索をする

[マップ]アプリを起動します。すぐに場所を検索してもいいのですが、自宅へのルート表示からもわかるように、この状態では車でのルートが優先されます。右上の[i]をタップし、交通機関の表示に切り替えてみましょう。

2[交通機関]を選択する

iOS 10:[マップ]アプリで路線検索をする

[マップの設定]画面で[交通機関]をタップし、[×]をタップして閉じます。

3地図に路線が表示された

iOS 10:[マップ]アプリで路線検索をする

地図に路線が表示されました。この状態で場所を検索すると、鉄道やバスでのルートが優先されます。[場所または住所を検索します]をタップしましょう。なお、ここで[自宅まで○分かかります]をタップすると、鉄道やバスを利用した現在地から自宅へのルートが表示されます。

4目的地を検索する

iOS 10:[マップ]アプリで路線検索をする

目的地となる場所を検索し、該当する結果をタップします。

5目的地へのルートを表示する

iOS 10:[マップ]アプリで路線検索をする

場所が地図上に表示されるので、[経路]をタップします。

6ルートの一覧を表示する

iOS 10:[マップ]アプリで路線検索をする

ルートの検索結果が表示されました。すべての結果を表示するため、ウィンドウのつまみ部分をタップするか、上にスワイプします。

7ルートを選択する

iOS 10:[マップ]アプリで路線検索をする

ここでは「料金が最も安い」ルートを利用することにします。ルートをタップしましょう。

8ルートの詳細を表示する

iOS 10:[マップ]アプリで路線検索をする

ルートが地図に表示されました。経由する駅などの詳細を見るには、再度ルートをタップします。

9ルートの詳細を確認する

iOS 10:[マップ]アプリで路線検索をする

経由する駅や路線、到着時間などを確認できます。[完了]をタップして閉じます。

10ルートのナビを開始する

iOS 10:[マップ]アプリで路線検索をする

手順8の画面で[出発]をタップするとナビが開始され、ルートのポイントを1つずつ確認できます。ポイントは左右のスワイプで移動しましょう。

到着時刻を指定して検索する

標準では現在時刻を出発時刻としたルート検索が行われますが、到着時刻から出発時刻を逆算したいケースもよくあります。以下の手順で検索しましょう。

11[日付と時刻]画面を表示する

iOS 10:[マップ]アプリで路線検索をする

ルートを選択したあと、[すぐに出発]をタップします。

12到着時刻を指定する

iOS 10:[マップ]アプリで路線検索をする

[日付と時刻]画面で[到着時刻]をタップし、時刻を指定しましょう。同様に[出発時刻]も指定できます。[完了]をタップすると結果が表示されます。

出発地を指定して検索する

出張や旅行のプランを事前に立てたいときなど、現在地以外の場所を出発地にしたい場合もあるでしょう。以下のように出発地を検索して指定します。

13[経路を変更]画面を表示する

iOS 10:[マップ]アプリで路線検索をする

ルートを選択したあと、[現在地]をタップします。

14出発地を指定する

iOS 10:[マップ]アプリで路線検索をする

[経路を変更]画面が表示され、「現在地」が選択された状態になっています。出発地となる場所を検索して指定し、[経路]をタップします。

iOS 10:[マップ]アプリで路線検索をする

出発地が変更されました。

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