こんにちは、できる編集部の進藤寛です。「"できる"大食漢の神保町ペロリ旅」の第22回をお送りします。

絶品リブロースを手軽に楽しめる!

今日(2016年11月29日)はいい肉の日ですね。神保町には肉を食べられるお店がたくさんありますが、こと牛肉のリブロースとなると、なかなかお目にかかれるものではありません。牛肉の部位の中でもサーロインやヒレと並んで最も高級なこのお肉を、ランチで手軽に楽しめるとしたらどうでしょうか?

まったく夢のような話ではありますが、そんなお店が実在するという情報をキャッチしました! お店の名前は「焼肉のさがみや」。こちらで牛肉のリブロースを豪快に使った焼きすき丼が食べられるということで、さっそく足を運んで参りました!

「焼肉のさがみや」は、讃岐うどんの有名店「丸香」の向かいにあります

看板に「『肉卸』が出す肉」とありますが、何でもこちらのお店、老舗の肉卸問屋であるサガミヤが初めて出店した焼き肉店なのだそうです。

ランチでリブロースの丼物、というのは何とも珍しいですが、それが強固な流通基盤に裏打ちされたものだとすれば合点がいきます。期待に胸をふるわせながら、いざ入店です!

思い切って「3枚盛り」をオーダー

店内はコの字型のカウンター形式で、ラーメン屋さんのような間取りです。焼き肉店としては珍しいですが、1人でも入りやすそうな感じが好印象です! メニューは「リブロースの焼きすき丼」か「和牛切り落としの塩牛丼(880円)」の2択で、前者は限定50食、後者は限定10食となります。

「塩牛丼」も非常に気になりますが、ひとまず今回は「リブロースの焼きすき丼」で確定です。リブロースの枚数を選ぶことができ、1枚盛りなら980円、2枚盛りなら1,480円、3枚盛りなら1,980円となります。また、別途100円でご飯を大盛りにできます。

ランチとしては高価ですが、今回はリブロースを堪能したかったので、思い切って「3枚盛り」を注文いたしました! すると店員さんが、おもむろに牛肉のブロックを機械でスライスし始めます!

どうやらこちらのお店、注文を受けてから肉をスライスし始めるスタイルのようです。並々ならぬこだわりを感じながら待つことしばし、お目当ての「リブロース焼きすき丼」が到着いたしました!

リブロース焼きすき丼 3枚盛り 1,980円/ご飯大盛り 100円

ご飯が見えないほど盛られたリブロース!

3枚盛りにした甲斐あって、肉の層が厚すぎて、ご飯が見えないほどです! リブロースが豪快に盛られて、丼からはみ出しています。見るからに美味しそうな肉質で、場所によってはいい感じに霜降りです!

綺麗な霜降りです!

たまらず1枚、口に運びます! マイルドな脂身がフワーッと口の中に広がり、それでいて牛肉の風味もしっかりと感じます! 赤身と脂身のバランスが絶妙なためか、しつこさは全然ありません。

すき焼き風の味付けはシンプルで、素材の良さを存分に引き立ててくれています。ちょっと理解が追いつかないほど美味しいのですが、口の中が幸せなことになっているのは分かります!

ナムルを追加するといいアクセントに!

さらに別皿のナムルをトッピング。どれだけ美味しくても単調だと飽きが来ますが、ナムルをのせると、いい具合にアクセントになってくれて、どんどん箸が進みます。いい肉なんだからゆっくり味わわねば、と思いつつも箸が止まらず、あっという間に完食してしまいました。

今回は3枚盛りの大盛りにしたのでちょっと高くなりましたが、1枚盛りなら980円から絶品リブロースが食べられ、コストパフォーマンスは非常に良好かと思います。非の打ち所がないメニューですが、唯一のネックを上げるとすれば、数に限りがある点です。あまり遅くなければ大丈夫かと思いますが、気持ち早めの時間に足を運ぶようにするのがおすすめです。

お店:焼肉のさがみや
住所:東京都千代田区神田神保町1-2-6
完食時間:6分34秒

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