料金の「締め日」に合わせて乗り換え、二重課金を避ける

できるネットでは「格安スマホ」についてさまざまな解説を行っていますが、今回は移行直前の最終チェック項目。格安スマホ移行実施のタイミングと、ポイントの処理について解説します。

スマートフォンのキャリアでは、契約開始時の料金は日割りとなりますが、終了時の料金は毎月に設定されている「締め日」までで行われ、日割りになりません。auは毎月末日が締め日となっているため、例えば12月1日に契約して格安スマホに移行しても、12月分の料金は全額支払わらないといけないのです。

移行後は格安スマホ側の料金も支払う必要があるため、12月はほぼ2回線分の料金を支払う必要があり、非常にもったいない状態になります。

移行のタイミングは、できるだけ料金の締め日近くに設定しましょう。Webサイトから格安SIMを申し込む場合、月末の少し前に届くように申し込んでおくといいでしょう。

HINT各キャリアの料金締め日は?

NTTドコモとauは、毎月末日が料金の締め日です。ソフトバンクの場合は、10日、20日、末日の3通りがあるので、自分の契約では何日が締め日か確認しておきましょう。詳しくは、各社のサポート情報を参照してください。

格安スマホの事業者も、料金の締め日を設定しています(たいていは毎月末日)。格安スマホ→格安スマホの場合も、締め日を意識してスケジュールを決めましょう。

余っているauポイントを家族に集約しておく

スマートフォン各社は、利用に応じてポイントが貯まるポイントプログラムを提供しています。NTTドコモは非契約者も使える「dポイントクラブ」、ソフトバンクは「ソフトバンクポイント」。そしてauは、電子マネー「au WALLET」と連携した「au WALLET ポイント」です。

格安スマホに移行するとき、auとの契約が終了するとau WALLET ポイントは消滅してしまいます。その前に何らかの方法で使ってしまいましょう。

auポイントは料金の支払いやauショップでの買い物に使えるほか、au WALLETプリペイドカードを利用している場合は、1ポイント=1円としてチャージすることも可能です。

▼auポイントの使い方について
WALLET ポイントを使う|au WALLET ポイントプログラム

このほか、支払いを一緒に行なっている家族がいれば、家族(の電話番号)にポイントを贈ることもできます。少額のポイントを無理に使ったり、使わずに消滅させてしまったりするよりは、家族の誰かに集約してから使ったほうが有意義でしょう。

auのサポートサイトでポイントを家族に贈る

auポイントを家族に贈る操作は「auお客さまサポート」で行います。ここではiPhoneの[Safari]を使った操作を解説します。

1au WALLETポイントの操作を開始する

「auお客さまサポート」にログインしておき、[au WALLET/ポイント]をタップします。

2ポイントを贈るために[使う]を選ぶ

au WALLETやポイントの詳細な情報が表示されました。ここで[ポイント]の[使う]をタップします。

3ポイントを確認し、メニューを開く

[ポイント情報]画面が表示されたら、右上部の[MENU]をタップします。

4メニューを選択する

画面右側にメニューが表示されたら[ポイント贈る]画面が表示されたら、右上部の[MENU]をタップします。

5贈る相手の電話番号を入力する

[同じ請求書のお客さまにWALLETポイントを贈る]画面が表示されたら、贈る相手の電話番号を入力します。

6贈るポイントを指定する

ポイントを贈る相手の氏名(カナで頭2文字)と、贈るポイント数を入力します。すべてのポイントを贈る場合は[全てのWALLETポイントを贈る]を選択します。
完了したら[次へ]をタップし、ポイントを贈る手続きを完了させます。

au WALLETプリペイドカードは解約後も利用できる

auのスマートフォンを解約したあとも、au WALLETプリペイドカードは利用できます。詳しくはauのサポート情報も参照してください。

2年間契約していれば、それなりにポイントがたまっているはずです。解約時にそのままポイントを消滅させてしまわず、とりあえずの使い道がなければ、誰かに集約してチャージしておきましょう。

▼解約後のau WALLETプリペイドカードに関するサポート情報
【au WALLET】au携帯サービスを... │ au Q&Aプラス