Accessのデータベースは、データを蓄えるための「テーブル」、抽出や集計をするための「クエリ」、入力や表示のための「フォーム」、印刷のための「レポート」といった「データベースオブジェクト」と呼ばれる専用の機能を持つ要素によって構成されます。これらを作成し、お互いに連携することで、より簡単かつ効率的にデータを活用できるデータベースを作成できます。
なお、データベースオブジェクトはこれ以外に、マクロ、モジュールがあります。データベースオブジェクトのことを単に「オブジェクト」と呼ぶこともあります。本書でも以降、明確に他のオブジェクトと区別する必要がある場合を除いて「オブジェクト」と呼びます。