クエリで抽出を行うには、抽出対象のフィールドの[抽出条件]行に抽出条件を入力します。以下の表を参考に、フィールドのデータ型に応じて適切な条件を設定してください。文字列を囲む「"」、日付や時刻を囲む「#」を入力しなかった場合は、フィールドのデータ型に応じて「"」や「#」が自動的に付加されます。
抽出条件の設定方法
データ型 | 設定方法 | 設定例 |
---|---|---|
数値型、通貨型、オートナンバー型 | 数値をそのまま入力 | 123 |
短いテキスト、長いテキスト | 文字列を半角の「"」で囲んで入力 | "営業部" |
日付/時刻型 | 日付や時刻を半角の「#」で囲んで入力 | #2016/12/25# |
Yes/No型 | 半角で「True」「Yes」や「False」「No」などと入力 | True |
HINT データシートのフィルターとクエリはどう使い分けたらいい?
クエリでは、デザインビューで抽出条件を設定できる他に、データシートビューでも「東京都」で始まるデータをフィルターで抽出したい 、「A会員またはB会員」という条件で抽出したい、抽出結果をさらに別の条件で絞り込みたい、条件をまとめて指定して抽出するにはと同様の操作で抽出条件を設定できます。
ただし、データシートビューでの抽出は、クエリの実行結果から簡易的に抽出を行うものです。クエリのレコードそのものを定義するには、デザインビューで抽出条件を設定しましょう。