[重複クエリウィザード]を使用すると、簡単に重複データを抽出できます。テーブルにレコードが二重登録されていないか調べたいときなどに利用します。
ここでは例として、[懸賞応募テーブル]に同一人物のレコードが重複していないかを調べます。このときポイントになるのは、どのようなデータを重複と見なすのか、きちんと考えることです。
ここでは、氏名と電話番号の両方が一致するデータを重複と見なします。つまり、氏名が同じでも電話番号が異なれば重複とは見なさないということです。
なお、クエリのデータシートに表示される内容は、操作10 ~ 11のクエリの結果にフィールドを追加する画面での指定によって変わります。操作10でフィールドを指定すると、そのフィールドの値が表示されます。
この手順の例では[ID]フィールドを指定しているので、二重登録されているレコードの「氏名、電話番号、ID」が表示され、「田中哲、03-3455-xxxx、5」「田中哲、03-3455-xxxx、3」のように2組表示されます。操作10でフィールドを指定しない場合は、「田中哲、03-3455-xxxx、2」のように「氏名、電話番号、重複件数」が表示されます。