コイキングをひたすら高く跳ねさせろ! のんびり楽しむ新感覚ゲーム
ポケモンのス向けマホゲームには大ブレイクした「Pokémon GO」のほかにも、ポケモン社(The Pokémon Company)が提供するパズルゲーム「ポケとる」、対戦ボードゲーム「ポケモンコマスター」があります。
今回解説する「はねろ!コイキング」は2017年5月23日より配信になった新作。iPhone/Android対応で、無料で遊べます(ゲーム内課金あり)。主役はおなじみコイキング。跳ねることしかできない弱いポケモンとされていますが、このゲームではとにかく「高く跳ねる」ことを目標に、ひたすらコイキングを育てていきます。
iPhone(App Store)
Android(Google Play)
主人公はポケモンの育成が得意な「ポケモンブリーダー」で、舞台は「ポップタウン」。ゲームを始めると「カープ町長」より話があり、要するにコイキングを育てて跳ねる高さを競う8つのリーグでチャンピオンになってくれと言われます。
本家ポケモン名物「ボロのつりざお」でコイキングを釣ります。
コイキングを釣って、鍛えて、リーグに挑む
ゲームの最初はチュートリアルで、基本的な流れを確認しながら進みます。まず最初にコイキングを釣り上げ、エサを食べさせたり「とっくん」をしたりして「CP」(はねる力)を上げていきます。
そして「リーグ」に挑戦し、対戦相手のコイキングと跳ねる高さを競ってチャンピオンを目指します。基本的なシステムはこれだけ。エサの増加やトレーニング可能になるポイントの増加、リーグで負けたときに再挑戦可能になるポイントの回復は一定時間ごとに行われるので、適当に時間を空けながら遊ぶことになります。
チュートリアル中のおさらい画面。基本のコイキング育成フローをまとめています。
ポケモンシリーズに毎回出てくる「きんのたま」(売るとお金になるアイテム)をくれるおじさんが、ここにも登場。
「世代交代」を繰り返して強くなっていく
最初に少し戸惑うのが、「世代交代」のシステムです。このゲームにはブリーダーである主人公のレベルとコイキングのレベルがあり、主人公のレベルによって育成できるコイキングのレベルの上限が決まっています。
例えば、レベル1の主人公が育成できるコイキングのレベルは11が上限。釣り上げたときの主人公のレベルに応じて設定されるため、途中で主人公のレベルが上がっても、コイキングのレベルの上限は変わりません。
そこで、コイキングの「世代交代」をします。レベルが上限に達したコイキングは最後にリーグに挑戦し、チャンピオンになるかどこかで負けるかしたところで「引退」します。そして主人公は新しいコイキングを釣り、またレベル1から育てる...というサイクルを繰り返します。
コイキング(初代)の引退試合に挑みます!
試合はこのようにお互いのコイキングが跳ねる高さを競います。
主人公のレベルが上がればコイキングのレベル上限も上がり、リーグの上位まで勝ち進めるようになります。だんだんコイキングの育成が大変になりそうですが、上限までコイキングを育てるごとに上がる「やる気ボーナス」でコイキングのCP獲得量が徐々に増えていくので、単純に手間が増えるわけではありません。
新しいコイキングを釣り上げるごとに体の模様が違ったり、エサで育ちやすい、特訓で育ちやすいなどの「個性」があったりして、さまざまな歴代コイキングとの付き合いを楽しめます。
2代目コイキングはまだら模様。普通の柄からレアな色まで、さまざまなコイキングを育てられるのも楽しみの1つです。
イベントやハプニング、手伝いに来てくれるポケモンたちも楽しい
「はねろ!コイキング」のもう1つの見どころが、ときどき起こるイベントや、ホーム(コイキングを育てる「いけす」)にやってきて手伝いをしてくれるポケモンたちです。
イベントは単純に楽しいものから、本家ポケモンで遊んだことのある人ならニヤッとしてしまうようなネタまでいろいろ。中にはかなり発生条件が難しいものもあるようです。
コイキング以外のポケモンたちは、いけすのほとりで手を振ったり居眠りをしたり、多彩なかわいらしい動きで楽しませてくれます。イベントやメイン画面のあちこちにカメラのボタンや[シェア]ボタンが表示されて画面をSNSでシェアできるので、活用してみんなで楽しみましょう。
なお、SNSでシェアした回数も「アチーブメント」(成績)の1つとしてカウントされていて、一定回数ごとにダイヤがもらえます。
最初の「フレンドリーグ」でチャンピオンになると、いけすにピカチュウが来て、走り回ったり寝転がったりするのを見られます(どきどきCPをもらえます)。
攻略のための5つのヒント
あまり育成効率を突き詰めすぎて「作業」的にプレイするのも味気ないと思いますが、攻略のためのヒントを5つ紹介しましょう。
1:コインを使うのは「たべもの」優先
ゲーム中に手に入るコインは、「タウン」の「コインショップ」で「たべもの」または「とっくん」に使います。使う優先順位は、1.新しいたべもの 2.新しいとっくん 3.たべもののランクアップ とするのがいいでしょう。
とっくんよりもエサ(食べ物)を食べる機会の方が圧倒的に多いので、費用対効果が高くなります。ランクアップは安いものも高いものも万遍なく行います。ランク25まで上げるとCPの上昇量がぐっと上がるので、そこを目指して集中してもいいです。
主人公のレベルが上がると新しい食べ物が買えるようになるので、すぐに買いましょう。CPの増加量が大違いです。
2:ダイヤショップのおすすめは「シェイミそう」と「エルフーンクッション」
ダイヤで買い物ができる「ダイヤショップ」では、はじめに「デコレーション」の「シェイミそう」を買いましょう。エサによるCP上昇が増えて育てやすくなります。次に「エルフーンクッション」を買うとブリーダー(主人公)の獲得経験値が増え、コイキングのレベル上限を上げやすくなります。
ダイヤショップではさまざまなポケモンを呼べるアイテムも手に入りますが、最初は「デコレーション」がおすすめです。
3:リーグは途中で負けるまで進んでいい
リーグで自分のコイキングがどこまで勝ち進めるかわからなくても、負けるまで進んで構いません。負けてもコインを通常の半分ほどもらえます。また、コイキングのレベルが上限になればリーグのポイントが回復していなくてもリーグに調整できるので、負けてリーグのポイントが消えることは気にする必要がありません。
リーグで負けてもコインをもらえるので、負けを気にせず突き進むのがおすすめです。
4:基本的にコイキングを大事にするべし
一部のイベントでは、選択によってコイキングがトラブルで「引退」してしまうことがあります。
長い目で見ればすべてのコイキングを上限まで育てて「やる気ボーナス」を積み上げた方が育てやすくなるので、いちど見たイベントでは引退につながる危険な選択肢を選ばない方が得になると考えられます。それらのイベントでは、無難な選択肢を選んだときもCPがもらえます。
「天敵はとつぜんに」という、あからさまに危険な名前のイベントが発生。[大きくはねる]を選ぶと高確率で大変なことに...。
5:課金するなら5,040円
[MENU]の[購入]から、アプリ内課金でコインやダイヤのほか、貴重なアイテムと交換できる[引換券]を購入できます。これらを購入しなくても十分に遊べますが、お金を使ってプレイ効率を上げたいと思うなら、引換券2500枚で交換できる「ダイヤ掘り機」入手を狙いましょう。
毎日100個のダイヤが手に入るようになり、以降は新たに購入しなくても大量のダイヤと貴重なアイテムをどんどん交換できるようになります。引換券2500枚をもっとも安く手に入れるには、「ダイヤと引換券」の「×50」を2個、「×1200」2個(ほかの組み合わせ方もあります)。合計5,040円分購入します。
有料で「ダイヤと引換券」を購入できるショップ。「ダイヤ掘り機」のためには合計で2500購入します。
このゲームではプレイヤーが無限にお金をつぎ込むことがないよう、購入できる有料アイテム数の上限「購入限度個数」が設定されていて、引換券2500枚分はちょうど半分です。これ以上購入しても、無課金でも比較的入手しやすいコインとの交換しかできません。一般的な課金上限は引換券2500枚分だと考えるといいでしょう。