こんにちは、できる編集部の進藤寛と申します。「"できる"大食漢の神保町ペロリ旅」の第53回をお送りします。
いつも行列が絶えないカフェに挑戦!
神保町駅のすぐ近く、喫茶店「さぼうる」の向かいのありに、いつ見ても長い行列ができているお店があります。
お店の名前は「石釜 bake bread 茶房 TAM TAM」。二郎やキッチン南海など多くの行列店がある神保町ですが、ここの行列は女性やカップルが多く、明らかに趣向が異なります。テレビ番組で紹介されて人気に火がついた、神保町では珍しいお洒落なカフェです。
「石釜 bake bread 茶房 TAM TAM」は神保町A7出口そばにあります。
いつ通りがかっても行列ができており、気になってはいたものの、私のような大食漢には縁遠い場所かと、足を運ばずにおりました。しかし名物のホットケーキがたいそう絶品だとのこと。独特のドーム状のビジュアルを目にしたら好奇心が抑えられなくなり、このたび、足を運ぶことを決意したのでした。
行列が少なくなりそうな平日のお昼すぎごろを選んで伺ってみれば、ちょうど行列が途切れています! 時間帯を選んでも行列していないことはまれなので、幸先がいいです!
勇んで入店すると、お洒落な空間、かつあまり私と近い人種の人がおらず、場違いさを感じてしまいます。しかし、ここで食べずに引き返すわけにはいきません。勇気を出してカウンターに着席します。
店員さんからいただいたフードメニューを見てみると、あらゆるメニューが店名にもある「石釜焼き」で作られるようです。いずれも非常に美味しそうでテンションが上がります。
フードメニュー。「石釜焼き」への熱いこだわりを感じます!
「輻射熱で外から芯までおいしい」ということで、家庭ではまず再現できなさそうなところに惹かれます。どれにするかひとしきり悩んだのち、オーソドックスな「石釜焼きホットケーキ」を注文することに決めました。
ドリンクには「トラジャブレンド」のアイスコーヒーを付けてオーダー。ややあって、アイスコーヒーからお目見えです。
トラジャブレンド アイス 518円。インドネシアのトラジャ地方で栽培されているコーヒー豆を使用しているのが、この名前の由来のようです。
クリアーな味わいで、キリッとしていて美味です! これは、ホットケーキのほうにも期待が持てるというものです!
石釜焼きは焼き上がりまで時間がかかるようで、完成まで20分ほどかかります。調理の襦袢の関係もあるので、入店からさらに30分程度の時間を見ておくのがいいでしょう。
コーヒーを飲みながらホットケーキの焼き上がりをゆったりと待つ。たまには、そんなぜいたくな時間を過ごしてみるのもいいものです。のんびり待っていると、来ました! 石釜焼きホットケーキです!
石釜焼きホットケーキ 648円
※写真はお店の方の許可をいただいて撮影しています