関数とは、データの複雑な加工や面倒な計算を1つの式で簡単に実行できるようにする仕組みです。
例えばStrConv関数を使うと、ひらがなやカタカナなどの文字種を変換して簡単に表記の揺れを統一できます。関数の実行に必要なデータを「引数」(ひきすう)、関数の結果を「戻り値」(もどりち)と呼びます。
関数の基本構文は以下のとおりです。関数名、引数を囲むかっこ、引数を区切るカンマはいずれも半角で入力してください。
関数名
(引数1, 引数2,
~)
引数の記述方法はデータの種類によって異なります。以下の表を参考に、正しく入力しましょう。
引数の記述方法
データの種類 | 記述方法 | 入力例 |
---|---|---|
フィールド名 | 半角の「[ ]」で囲む | [顧客名] |
文字列 | 半角の「"」で囲む | "Access" |
日付、時刻 | 半角の「#」で囲む | #2017/07/01 18:40:20# |
数値 | 半角で入力する | 12 |