Accessの関数で少数の端数を切り捨てる方法で解説したように、Int関数とFix関数の結果は数値が0以上のときは同じですが、負の数のときは違いがあります。したがって消費税が正の数値であれば、Int関数とFix関数のどちらを使っても結果は同じです。

しかし、納品と返品のデータが混在する場合など、正と負の両方の消費税が発生する可能性があるなら、会社や取引先の取り決めによってInt関数とFix関数のどちらの関数を使うかを決めましょう。

例えば「-12.8円」を「-13円」としたい場合はInt関数「、-12円」としたい場合はFix関数を使用します。端数の切り捨てについては、Accessの関数で少数の端数を切り捨てる方法を参考にしてください。