テキストボックスに条件を入力して抽出したい

[フィルターの実行]アクションを使用すると、指定した条件でフォームのレコードを抽出できます。抽出条件は、引数[Where条件式]で指定します。

テキストボックスに入力した値を条件とする場合の構文はAccessのマクロでレコードの詳細画面を開く方法で紹介したとおりですが、ここではよりあいまいな条件で抽出が行えるように、

[フィールド名] Like "*" & Forms![フォーム名]![コントロール名] & "*"

という式に従って条件を指定します。このようにすると、テキストボックスに入力した文字列を含むデータを抽出できます。

抽出解除用のボタンを作成したい

上記のようなレコード抽出用のボタンを作成したときは、隣に抽出解除用のボタンを配置しておくとフォームの使い勝手が上がります。[解除]ボタンの[クリック時]イベントで埋め込みマクロを作成しましょう。

マクロビルダーで[新しいアクションの追加]の一覧から[フィルター/並べ替えの解除]アクションを選択して追加すると、ボタンのクリックで抽出を解除できるようになります。