データベースファイルにはアクションクエリやマクロを自由に保存できますが、第三者がこれを悪用して、データを消去するようなクエリやパソコンに害を及ぼすマクロを作成しないとも限りません。
データベースファイルの起動と同時にそのようなクエリやマクロが実行されてしまうと危険です。データやパソコンを守るために、[マクロの設定]を確認しましょう。
[セキュリティセンター]ダイアログボックスで[すべてのマクロを有効にする]が設定されている場合、危険なクエリやマクロが実行されてしまう可能性があるので、[警告を表示してすべてのマクロを無効にする]に設定を変更します。
この設定により、データベースファイルを開くときに、リボンの下に[セキュリティの警告]のメッセージバーが表示され、アクションクエリなどが実行できない無効モードになります。データベースファイルが安全だと判断できる場合は、自分で無効モードを解除できます。
これ以外の2つの選択肢はより安全な設定ですが、[警告を表示してすべてのマクロを無効にする]はデータベースを開く時点で無効モードを解除できるので実用的です。