Googleカレンダーに「会議を短縮する機能」がある?!

Googleカレンダーに、知る人ぞ知る「会議を短縮するための機能」があることをご存知ですか? 世の中が時短(労働時間の短縮)に向かう昨今、無駄の代名詞がごとく扱われているのが「会議」です。たしかに、生産性が低い議論が延々と続く会議が無駄であることは間違いありません。そんな無駄な会議を早く終わらせるために、Googleカレンダーには登録する会議やミーティングの所要時間を半ば強制的に短縮できる機能があるのです。

「会議迅速化」という名称のこの機能は、カレンダーに入力する予定の所要時間を自動的に短く登録するものです。30分間の予定は5分短い25分間に、1時間以上の予定は10分短く登録されます。会議の終了時間を強制的に前倒す機能とも言えるでしょう。

この「会議迅速化」機能が時短に効果を発揮するかどうかは、もちろん会議参加者の心がけ次第です。それでも、終了時間を強制的に前倒すことで、「会議を早く終わらせたい」という意思を会議参加者に対して示すことはできるはずです。設定も非常に簡単なので、気になる人はぜひ一度お試しください。

Googleカレンダーで「会議迅速化」機能を使う方法(概要)

  1. Googleカレンダーの[設定]ボタン→[設定]をクリック
  2. [設定]画面で[会議の迅速化]をオンにする

画面付きの操作手順と詳しい解説は下記をご覧ください。

グーグルカレンダーの[会議の迅速化]機能をオンにする方法

1Googleカレンダーの[設定]画面を表示する

Googleカレンダー(グーグルカレンダー)のトップ画面

WebブラウザーでGoogleカレンダーを表示して、[設定]アイコン(歯車アイコン)→[設定]の順にクリックします。

2[設定]画面で[会議の迅速化]を有効にする

Googleカレンダー(グーグルカレンダー)の[設定]画面

Googleカレンダーの[設定]画面が表示されたら、画面を下方向にスクロールして[会議の迅速化]をクリックします。[会議の迅速化]にチェックマークが付いたら設定は完了です。画面左上の[←]ボタンをクリックしてGoogleカレンダーのトップ画面に戻りましょう。

これでグーグルカレンダーの「会議の迅速化」機能が有効になりました。以後は新しい予定を作成する時に、30分間の予定は自動的に5分短縮されて25分に、1時間以上の予定は自動的に10分短縮されて登録されるようになります。

Googleカレンダー(グーグルカレンダー)で「会議迅速化」が有効になった状態で予定を登録する画面

新しい予定を登録する際、時間を設定する欄を見ると、短縮された終了時間が設定されるようになっています。