外出先から直帰するルートを一瞬で検索
仕事で打ち合わせやセミナーに参加したあと、会社に戻らず直帰する場面がよくあります。そんなときは自宅へのルートがいつもと違うので、「Googleマップ」などのアプリを使って調べますよね。
でも、何度も繰り返す自宅へのルート検索を、毎回アプリを起動するところから始めるのは、ちょっとモヤモヤします。iOS 12と同時に登場した自動化アプリ「ショートカット」を使って、1タップで検索結果が表示されるようにしましょう！
「ショートカット」はApple純正のアプリですが、標準アプリの「マップ」だけでなく「Googleマップ」でのルート検索にも対応しています。本サイトですでに解説した、プレイリスト再生と定型メッセージのショートカットとあわせて活用してください。
自宅へのルートを検索するショートカットを作成する
1［ギャラリー］を表示する
iPhone XSの画面で解説します。「ショートカット」アプリを起動して［ギャラリー］をタップしましょう。App Storeへのリンクは本記事の末尾にあります。
2ショートカットのテンプレートを取得する
［必須ショートカット］にある［自宅への経路］をタップして......
［ショートカットを取得］をタップします。
3自宅の住所や市区町村を入力する
ショートカットの設定が開始されます。まずは住所・番地を入力し、［続ける］をタップします。
同様に市区町村を入力します。
4アプリを選択する
ルートを検索するアプリを選択します。ここで［Google Maps］を選択しましょう。最後に［完了］をタップします。
5ショートカットの設定を表示する
ショートカットが作成されました。まだ設定すべきことがあるので、3つの点のアイコンをタップします。
6ルート検索のモードを選択する
今回は電車・バスなどの公共交通機関でのルートを検索するので、［モード］をタップして......
［交通機関］をタップします。毎回選びたい場合は［実行時に尋ねる］を選択すればOKです。
7詳細な設定を表示する
さらに詳細な設定を行うため、右上にあるアイコンをタップします。なお、［都道府県/州］［郵便番号］などは、空欄のままでも問題ありません。
8ショートカットの詳細設定を行う
ショートカットの名前とアイコンを設定し、［ウィジェットに表示］をオンにし、ホーム画面に追加しておきます。これらの設定の解説は、記事末尾にある関連記事を参照してください。
9ショートカットを実行する
では、ショートカットの動作を確認してみましょう。ホーム画面に追加したアイコンをタップすると......
「ショートカット」→「Googleマップ」とアプリが切り替わり、自宅へのルートが表示されました！ 出発地は現在地、出発時刻は現在時刻になります。
10ウィジェットからショートカットを実行する
ロック画面を右にスワイプすると表示されるウィジェットにも、ショートカットを表示しておきましょう。［自宅への経路］をタップしてロックを解除するだけで、すぐにGoogleマップが起動します。
いかがでしたか？ 意外にもGoogleマップが使えること、電車やバス、クルマ、徒歩を指定した検索ができるところが、今回のポイントかと思います。しっかり実用的なショートカットなので、ぜひ活用してくださいね。
アプリのダウンロード
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