【できるUiPath】は注目のRPAサービス「UiPath」を使って、RPAのワークフローを作るための基本操作から、実際に業務をRPA化する実践テクニックまでを解説する連載です。
過去の記事一覧【できるUiPathまとめ】

レッスン23メール送信

メールを送信するには

ワークフローの中でメールを送ってみましょう。例えば、処理の中で生成したデータを添付ファイルとして送ることなどができます。

Outlookでメールを送る

UiPath Studioには、メールを送る方法がいくつか用意されていますが、手軽なのはOutlookを使う方法です。あて先や本文、添付ファイルなどを指定してメールを送れます。

[Outlookメールメッセージを送信]

パソコンにインストールされているOutlookを制御してメールを送信します。

メールを送信するには(メール送信) - できるUiPath

添付ファイルは引数として指定

添付ファイルも指定できます。引数としてメールに添付したいファイル名を指定します。

メールを送信するには(メール送信) - できるUiPath

HINTSMTPやExchangeも使える

ここでは、最も手軽な方法としてOutlookを使う操作を解説しますが、このほかにSMTPやExchangeを使ってメールを送信するためのアクティビティも用意されています。

アクティビティの検索ボックスに「メール」と入力して検索してみましょう。

メールを送信するには(メール送信) - できるUiPath

1[Outlookメールメッセージを送信]を追加する

メールを送信するには(メール送信) - できるUiPath

2送信先と件名、本文を入力する

メールを送信するには(メール送信) - できるUiPath

HINT「""」を忘れずに

アクティビティに指定するあて先、件名、本文、さらには添付ファイルなど、すべて「""」で囲む必要があります。忘れないように注意しましょう。

3添付ファイルを指定する

メールを送信するには(メール送信) - できるUiPath

HINT添付ファイルのパスを指定するには

ここでは、ワークフローのプロジェクトファイルが保存されているフォルダーと同じ場所にあるファイル(data.xlsx)を指定しているため、ファイル名だけを指定しています。

別のフォルダーにあるファイルを指定したいときは、「"d: \temp\data.xlsx"」のように指定します。

PointOutlookを使うのが簡単

メールを送るためのアクティビティの中でも、[Outlookメールメッセージを送信]をおすすめするのは、メールサーバーの設定などが不要なため、使い方がシンプルだからです。もちろん、パソコンにOutlookがインストールされ、アカウントが登録されている必要はありますが、環境さえ整っていれば、すぐにメールを送信できます。

提供:UiPath

関連まとめ記事